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春高2025

《短期企画》ユニを語ろう-その1-

  • コラム
  • 2020.07.13

7月15日(水)発売の『月刊バレーボール』8月号に掲載の『栄光のユニフォーム特集』。月バレ編集部イチのユニフォームフリークを自称するGUCIIがあくまでも個人的な観点から「ユニフォーム」を語る短期連載コーナー(全3回)

<<短期連載>>

ユニを語ろう

GUCII 私が入社したのが2016年3月になりますので、バレーボール界のユニフォームを注視し始めてから4年と少しになります。ですから、すべてを“網羅している”わけではありませんので、その点に関してはあしからずご容赦いただきたいのですが、今回はいつも私がユニフォームをチェックする中で意識している“3つの視点”から、気ままに語りたいと思います。

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【その1】 これぞ悪魔がまといし一着!!

ペルージャ2020CEVヨーロッパチャンピオンズリーグHOME

ペルージャ(写真:CEV)

 ユニフォームで表現されているものの一つに、クラブチームの“カラー”があります。これはチームカラーそのものの“色合い”に加えて、伝統的な“デザイン”も意味しています。

 

 さて、2019/20シーズンにイタリア・セリエAが2020CEVヨーロッパチャンピオンズリーグ用のモデルとして採用したHOMEユニは、クラブの“カラー”を象徴するデザインでした。

(写真:CEV)

 その前にお伝えしておきたいのは、この2019/20シーズンにペルージャがレギュラーシーズン用のモデルで採用した色合いが、【黒】や【緑】だったこと。ペルージャといえば、メインカラーは【赤】、セカンドカラーとして【緑】を採用するケースが多く、悲願の初優勝を遂げた2017/18シーズンもユニフォームは赤が映えるデザインでした。

初優勝を遂げた2017/18シーズン(写真:legavolley.it)

 しかし、2019/20シーズンは黒をベースに、メインカラーは緑。伝統的に炎を描くグラフィック自体は変わらなかったのですが、それも緑のネオンカラーで表現されていたんですね。ちなみにコッパイタリア用も、トライアングルを用いた幾何学模様で彩られたデザインで、こちらも黒や緑がベースでした。

2019/20スーペルリーガ(セリエA)レギュラーシーズンモデル(写真:legavolley.it)

 そんななか登場したのが、このチャンピオンズリーグモデル。色は赤から紫へのグラデーション。なんとも妖艶なのであります。炎のグラフィックはもちろん、胸にはマスコットキャラクターのマーク、そしてペルージャの街のシンボルでもあるグリフォン(古代ギリシャ神話に出てくる伝説上の生き物)もしっかり。まさにチームの愛称である『ブロックデビルズ』にふさわしい一着でした。<文・GUCII>

ペルージャが誇る“KING”、ウィルフレド・レオン(コート奥/写真:legavolley.it)

 ユニを語ろう-その2-では、V.LEAGUEのチームをフィーチャーします。

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バレーボール史を彩ってきたユニフォームを振り返る『栄光のユニフォーム特集』は、月刊バレーボール8月号に掲載!!

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