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春高2025

POL/ケンジェジン・コジエが今季初タイトル

  • 海外
  • 2020.09.08

 ポーランド・プラスリーガ男子は現地9月5日、6日にシーズン最初の大会となる『スーパーカップ』を実施。ケンジェジン・コジエが決勝でベウハトゥフを3−1(20-25,25-14,25-21,25-19)で下し、今季初タイトルに輝いた。

優勝したケンジェジン・コジエ(写真はCEVヨーロッパチャンピオンズリーグ2020のもの/©︎CEV)

 コロナ禍による先行きは不透明だが、ヨーロッパのバレーボール界は徐々に活気を取り戻しつつある。男子の世界三大リーグと称される、イタリア、ロシア、ポーランドの国内リーグでは各チームが始動し、選手たちも続々と合流、練習を開始している様子が見受けられる。その中でも、ポーランドがスーパーカップを開催し、2020/21シーズンをスタートさせた。

 

 大会はケンジェジン・コジエ、レソヴィア、ベウハトゥフ、ヤストセブスキの4チームで争われ、5日には準決勝2試合が、翌6日には勝ち上がったケンジェジン・コジエとベウハトゥフによる決勝が行われた。

ケンジェジン・コジエを指揮するグルビッチ監督(写真はCEVヨーロッパチャンピオンズリーグ2020のもの/©︎CEV)

 優勝したケンジェジン・コジエは準決勝、決勝といずれも第1セットを奪われてからの逆転勝利。ニコラ・グルビッチ監督が第2セットからローテーションをぐるりと回すなど冷静に策を講じる。その中でも決勝ではオポジットのウーカス・カチュマレク(ポーランド)がサービスエース4本を含むチーム最多20得点をマーク、アウトサイドヒッターのアレクサンデル・シリフカ(ポーランド)が18得点と続いた。また、今季新加入のミドルブロッカー、ヤクプ・コハノフスキ(ポーランド)もチーム最多3本のブロックポイント、アタックも打数こそ少ないものの決定率75%と攻守で貢献した。

 

 MVPに選ばれたのはシリフカ。決勝を前に「この大会はリーグ戦を前にしたトレーニングの要素が強い大会。それでも勝利して、前進し続けます」と意気込んでいたが、宣言どおりにタイトルを獲得し、きたる2020/21シーズンのリーグ戦へ弾みをつけた。 

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【プラスリーガ/スーパーカップ2020】

<準決勝>

ケンジェジン・コジエ 〇3(18-25,25-23,25-21,25-14)1● レソヴィア

ベウハトゥフ 〇3(29-27,25-23,28-26)0● ヤストセブスキ

<決勝>

ケンジェジン・コジエ 〇3(20-25,25-14,25-21,25-19)1● ベウハトゥフ

(文/坂口功将<編集部>)

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