©️Lega Pallavolo Serie A
石川祐希の所属するミラノは現地時間12月30日(木)、2021年最終戦となるイタリア・セリエAレギュラーシーズン前半第12節でトレンティーノと対戦し0-3(22-25, 18-25, 26-28)で敗れた。しかし、明けて2022年1月3日(月)第13節でターラントと対戦し3-2(27-29, 25-22, 25-16, 21-25, 15-10)のフルセットで勝利した。石川は両試合ともスターティングメンバーで出場した。
ミラノはチーム内に新型コロナウイルス陽性者が発生した影響で、第12節のトレンティーノ戦が12月8日(水)のモデナ戦以来の公式試合となった。石川はチーム最多となる14得点と気を吐くも、この試合のMVPで、今シーズンジェイテクトSTINGSからトレンティーノに移籍したカジースキ(ブルガリア)の活躍もあり、ミラノはストレートで敗れた。
中2日で新年早々に迎えた第13節。対戦相手のターラントは今季1部に昇格したばかりだったが、飛行機での移動や試合間隔の短さによる疲労の影響があったのかミラノは苦戦した。ターラントは元イタリア代表のジュリオ・サッビが22得点したほか、ジョアン・フェレイラ(ブラジル)が12得点をあげてフルセットへ持ち込む。対するミラノはジェスキー・トーマス(アメリカ)が23得点、ジャン・パトリ(フランス)が17得点をあげて、フルセットを勝ち切った。石川はサービスエース1本を含む11得点(チーム4位)とサーブレシーブで勝利に貢献した。
石川祐希コメント
「タイトなスケジュールの中で勝ち切ることができたのでよかったです。個人的には、今日の試合はブロックされるケースが多かったので、修正して次の試合に臨みたいと思います」
次戦、ミラノは現地時間1月6(木)16:00【日本時間7日(金)0:00】から、ホームでピアチェンツァと対戦する。
ターラント戦に勝利したミラノ【©️Lega Pallavolo Serie A】