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FIVBとCVCキャピタル・パートナーズの連携が発表される

  • 海外
  • 2021.02.02

 CVCキャピタル・パートーナーズ(CVC)は、国際バレーボール連盟(FIVB)と、バレーボール競技の世界的な成長や投資の拡大などを目指したパートナーシップ「バレーボール・ワールド」を開始することを発表した。

 

 バレーボール・ワールドは当初、FIVBによるスポーツの営利団体として活動し、世界選手権、オリンピック予選、バレーボールネーションズリーグやビーチバレーボールの主要国際大会の運営主体となる。FIVBはバレーボール・ワールドの大株主として新たな商業ビジョンを監督する。CVCはヨーロッパに拠点を置く投資会社で、過去にはF1やオートバイのロードレース世界選手権、ラグビーなどのスポーツビジネスへの投資実績がある。バレーボールの商業的な成長と投資を加速させる幅広いネットワークを提供することが可能である。

 

 バレーボール・ワールドの最高経営責任者(CEO)にはシルク・ド・ソレイユのグローバルツアーの拡大と成長を率いたフィン・テイラーが就任し、元FIVB事務局長フェルナンド・リマが取締役会会長を務める。その他、スポーツメディア企業のDAZNグループ創業者で元CEOのサイモン・デンヤーらが取締役に就任する。

 

 FIVBのアリ・グラサ会長は「バレーボール・ワールドは、バレーボール競技の財務面での成長を加速させ、競技全体にとって長きにわたる歴史を作っていくことになるでしょう。CVCとのパートナーシップを通じて直面している課題を解決し、バレーボールの将来を、より確かなものへと革新していけると思っています」とコメント。

 

 今後、バレーボール・ワールドが、国際大会などにおいて、どのような影響を発揮していくのか注目が集まる。

 

 

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