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野瀬将平インタビュー【後編】アスリートはSNSを使うべき

  • 海外
  • 2021.02.12

 

選んだ方を正解にする

 

――野瀬選手は海外での苦労に対しても落ち着いて対応できている印象ですが、それはなぜですか?

 

 何かを選択して行動するときに、僕の性格上、悩んだらどっちにいっても後悔はするはずなんですよ。例えばAとBという選択肢があって、Aを選択してうまくいかないことがあれば、Bを選んでおけばよかった、って思うし、逆を選んでも同じことを思います。だから、あらかじめデメリットはあると思って人生やっています。

 

 そして、それをデメリットと捉えるのか、経験と捉えるのか。水が出ない、冷蔵庫は冷えないとか、しんどいこともありますけど、来なきゃよかったって思ったらもったいないじゃないですか。悩むくらいなら、SNSでおもしろおかしく発信したほうがいい。周りも心配しないし。一長一短はあります。でもやったことを正解にするしかないので。後悔もするな、って思った時には後悔も含めて楽しんでいこうと思っています。

 

 

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 野瀬将平は、イスラエルでも彼らしく、考えて行動していた。自分のキャリアについて考え、アスリートとして今、必要なことを冷静に把握して、身につけようとしていた。苦労を楽しむマインドを持ち、得意のSNSを通してファンからの支えも得て、たくましく過ごしていた。『考えるバレーボール選手』は海外での経験も余すところなく血肉に変える。今日も野瀬将平は、考えて、動き、成長を続けている。【完】

 

野瀬将平

1993年7月20日生まれ/福岡県大刀洗町出身/ポジション・リベロ

東福岡高ではインターハイ、国体、春高に出場。慶應義塾大へ進み、U21日本代表として世界ジュニア選手権大会に出場。卒業後、2016年にFC東京入団。今シーズンはイスラエルリーグのハポエル・クファルサバへと移籍した。

 

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