積み重ねたブロックは東京タワーよりも高くなる!?【V・ファイナルステージを前に今シーズンの数字を見る】
- SV女子
- 2021.02.19
ビルの4階<荒木絵里香のブロック本数
続いてブロックだ。ブロック決定本数1位は荒木絵里香(トヨタ車体)の58本だ。これを先ほどと同じように変換すると58本×21cm=1218cm(=12.18m)となる。ビルの高さでいうと4階くらいまでボールが積み上がることになる。ぜひ街中でビルを見上げて、4階までボールが一列に積み上がっている様子を想像してみてほしい。
3年振り8回目のブロック賞を受賞した荒木絵里香(トヨタ車体)
個人分だけでなく、全体で決めた数を合計するとどうなるだろうか。今季V1女子12チームが決めたブロック本数の総計は1738本だ。これを同じように1得点をボール1個に置き換えて、上に積み上げていくと1738本×21cm=36498cm(364.98m)もの高さになる。なんと東京タワーの高さ333mを超えるのだ。シーズン中に選手たちの決めたブロック本数が果てしない数字に思えてくる。
最後にアタック本数で見てみよう。今季最もアタック本数が多かったのはシモーン・リー(KUROBE)で928本。先ほどと同じようにアタック1本をボール1個に換算し、今度は横に並べていくと928本×21cm=19448cm(=194.48m)もの長さになる。これは兵庫県神戸市にある4世紀後半に築造された前方後円墳「五色塚古墳」の全長194mを超える長さだ。さらにV1女子のアタック本数のチーム合計でも見てみよう。今季のアタック本数の総計36267本にボール1個の重さ280gをかけると10154760g=約10.15476tとなり、なんとムセルスキー(105kg)96人分の重さになる。ボール1個はたった280gで350ml缶(350g)よりも軽い。それがムセルスキー96人分より重くなるほど、1シーズンでその本数を積み重ねていくのだ。
大男たちの中でも頭ひとつ抜けるドミトリー・ムセルスキー選手(写真は昨シーズン)
今季はV・レギュラーラウンドで合計121試合が行われた。その1試合1試合で選手たちが必死に戦って積み上げたアタックやブロックは、途方もない数だった。その積み重ねによってたどり着いたV・ファイナルステージでの最後の戦いを、ぜひ見届けて欲しい。
(重さ、長さなどはすべて月バレ.com編集部調べ)
【2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN V・ファイナルステージ】
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