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春高2025

姫路がトヨタ車体を撃破! PFUとともに9位、10位決定戦へ

  • SV女子
  • 2021.02.21

   V・ファイナルステージ女子9-12位最終順位決定戦(日立会場)では2月20日(土)、姫路対トヨタ車体とPFU対KUROBEの試合が行われた。各試合の模様はこちら。

 

■姫路 3-2 トヨタ車体
(35-33,19-25,25-20,19-25,15-10)


 レギュラーラウンド12位のヴィクトリーナ姫路が、9位のトヨタ車体クインシーズを接戦の末破った。


 拮抗した展開が続いた第1セットは先にセットポイントを奪ったが、そこからジュースに。それでも、田中咲希、貞包里穂がスパイクを決め、35-33で先取した。第2セットは落としたが、第3セットも田中が好調を維持。中盤には連続でサービスエースも決めるなど、得点を量産した。25-20でセットを取り、白星へ王手をかけた。第4セットは途中出場のアリョーナ・マルティニュークの活躍もあったが、終始リードを許し、迎えた第5セット。荒谷栞のブロード攻撃やブロックなどで得点を重ね、一進一退の攻防を繰り広げる。終盤には第4セットは交代していた貞包が連続得点を決め、勝利に導いた。

 

 敗れたトヨタ車体は、荒木絵理香が4度のブロックを含む18得点、渡邊彩が6度のブロックを含む19得点と、両ミドルブロッカーが奮闘したが、アウトサイドヒッター陣にミスが目立ち、悔しい試合となった。

 

貞包
「今日は全員で勝てた試合でした。力を出し切って勝つことができて素直にうれしいです。強くなった姿を皆さんに届けられるように、あしたは勝って9位を目指したいと思います」


■PFU 3-1 KUROBE
(25-10, 22-25, 25-15, 25-19)

 

 レギュラーラウンド10位のPFUブルーキャッツが、11位のKUROBEアクアフェアリーズを下した。


 レギュラーラウンド開幕戦ではKUROBEが3-2で白星を飾っていたものの、PFUにロスランディ・アコスタが合流してからは初対戦。アコスタに加え、髙相みな実のスパイクも決まり、第1セットは25-10と大きくリードして奪う。第2セットは落としたものの、第3セットもPFUペース。中盤には内定選手の志摩美古都のサーブから、7連続得点で突き放した。第4セットはリードを許す展開が続いたが、髙相が続けてスパイクを決めるなど、6連続得点で中盤に逆転。終盤でも、髙相の活躍もあり、5連続得点で試合を締めくくった。


 KUROBEはシモーン・リーが13本のバックアタックを決めるなど27得点を挙げたが、試合の主導権を握ることはできなかった。

 

髙相
「誰よりも気迫を出して1点にこだわってプレーしていたので、その姿勢とコンディションのよさがパフォーマンスにつながったと思います」

 

 両試合の結果から、21日の9位、10位決定戦には姫路とPFU、11位、12位決定戦にはトヨタ車体とKUROBEが出場する。

 

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