V1男子のウルフドッグス名古屋は、所属選手である古賀幸一郎の引退を3月7日(日)発表した。また、レギュラーラウンド最終戦となる3月28日(日)にパークアリーナ小牧で行われるFC東京戦の試合終了後に引退セレモニーが開催される。
長年活躍してきたその勇姿を最終戦でファンにもう一度披露する
古賀は佐世保北高から国際武道大へ進み、NECブルーロケッツに入団。2009年に現在のウルフドッグス名古屋の前身、豊田合成トレフェルサに移籍し、長年活躍してきた。昨年ベストリベロ賞を6年連続受賞、サーブレシーブ賞4年連続6回受賞、アジアクラブ選手権でもベストリベロ賞を2年連続受賞、Vリーグ2015/16シーズンではキャプテンとしてチームを初のリーグ優勝に導くなど、長きに渡りチームを支え続けた。昨シーズン2月にアキレス腱を断裂し現在加療中。
古賀はインスタグラムで「チームの公式から発表がありましたように3月28日のFC東京戦をもって現役を引退します。 昨年2月にパークアリーナ小牧でアキレス腱を断裂して約1年、様々なことがあり引退を決断することとなりました。長い間多くの方々に支えられバレーボールできた時間はかけがえのないものでした。また、最後の試合の相手が弟が所属するFC東京、また会場がパークアリーナ小牧と、様々な運命を感じずにはいられません。足の状況がまだまだ万全ではないのですが、少しでもコートに立てるように全力でリハビリを頑張ります。最後の勇姿を目に焼き付けに是非会場へ😄」とコメント。
今回の引退の発表に際して、Vリーガーたちからも労いの声が上がっている。弟の古賀太一郎(FC東京)は「追いかけ続けた兄の背中は届かないままこの日を迎えてしまいましたが最初で最後の『兄弟対決』楽しみたいと思います」とSNS上でコメント。最終戦に注目があつまる。
清水邦広(パナソニック)は「偉大な先輩! なんかショックが大きい。。。 心に穴があいたみたいな。。。 敵でも味方でもずっと一緒にやってきてずっと尊敬してる素晴らしい大先輩」とコメントし、古賀幸一郎の引退を惜しむ。
越川優(ヴォレアス)は「同級生の引退…残念ではあるが、古賀のこれからの人生も応援したい。。おつかれさん!」と自身と同じ84年生まれの同級生のこれからを応援している。
日本屈指のリベロプレーヤーの引退試合となる3月28日のFC東京戦に注目だ。
↓【次ページ】古賀選手のインスタグラムでの投稿 ↓