サイトアイコン 月バレ.com【月刊バレーボール】

女子日本代表 中田監督「限界を突破、可能性にチャレンジ」

 女子日本代表の中田久美監督、主将の荒木絵里香選手が3月17日(水)、合宿を行っている味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)でリモート取材に応じた。

 

 中田監督は、合宿を前に選手たちにどのような話をしたかという質問に対し、「オリンピックというのは特別な大会。本番までに普通のことをやっていては勝つのは難しい。世界で勝つためには(各選手に)個人の武器の追求、限界の突破、可能性にチャレンジしてもらいたい」とコメント。

 

 また、今年のチームのテーマは「日本はレセプションアタック、トランジションで同じスピードの攻撃を仕掛けるのが武器。そこにこだわって強化していきたい」と語った。

 

 荒木主将は、「昨年以上に、夏のオリンピックにかけるそれぞれの思いが高まった状態で(合宿に)集まって再スタートが切れたと思っています。緊急事態宣言が出ている中で合宿をさせてもらっているが、NTC内は感染対策が徹底しており、とても集中できるいい環境で練習させていただいている」とコメント。

 

 オリンピックに向けて技術面で必要なことは? という質問に対しては、「機動力を生かした動きを磨くこと。自分の仕事はブロックなので、相手のスパイクを決めさせないこと、レシーバーと連携をとることなどをしっかりとやっていきたい」と語った。

 

 5月1日(土)に有明アリーナで行われる、中国との親善試合が2019年ワールドカップ以来の国際試合となる。中田監督は、「中国はいま、世界のトップ。試しながら、確認をする。勝負ごとなので、負けにいくことはない。(親善試合で)出てきた課題を次の合宿やネーションズリーグにつなげていく」と力強く話した。

 

 

 

 

取材に応じる中田久美監督

 

 

モバイルバージョンを終了