[欧州CL2021]準決勝初戦はトレンティーノ完勝&カザン失意の逆転負け
- 海外
- 2021.03.23
■CEVカップ2021/ファイナル
◆モスクワ(ロシア)○1勝 / サンクトペテルブルク(ロシア)●1敗
第1戦〔3/17@モスクワ〕:3-2(26-28,25-18,20-25,26-24,15-9)
第2戦〔3/23@サンクトペテルブルク〕:-
<モスクワのOPソコロフ>
ロシア・スーパーリーグどうしの対決となった、CEVカップ2021ファイナル。文字通りシーソーゲームとなった試合は、第3セットでサンクトペテルブルクは3本のサービスエース、7本のブロックポイントをあげて王手。だが、モスクワは第4セットからOHサム・デルー(ベルギー)とMBイリヤ・ウルソフ(ロシア)を交代し立て直すと、ここから一気に2セットを奪い、逆転勝利を収めた。モスクワはエースOPツベタン・ソコロフ(ブルガリア)が4本のブロックポイントを含む23得点の大活躍。一方、サンクトペテルブルクはMBイバン・ヤコブレフ(ロシア)が7本のブロックポイントをあげる奮闘をみせた。
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■CEVチャレンジカップ2021/ファイナル
◆ミラノ(イタリア)○1勝 / SKアンカラ(トルコ)●1敗
第1戦〔3/17@ミラノ〕:3-2(22-25,25-19,18-25,25-18,15-9)
第2戦〔3/24@アンカラ〕:-
<ミラノ(写真コート奥)>
セミファイナルの対ハルクバンクに続き、トルコ勢との対戦となったミラノ。第1セットはアタックのミスもあり落としたものの、第2セットは序盤からリードを奪い取り返す。第3セットを奪われたところで、第4セットからOHティネ・ウルナウト(スロベニア)をOHスティーブン・マー(カナダ)にスイッチ。チーム合計5本のサービスエースも飛び出すなど勢いを取り戻すと、逆転に成功し、大きな初戦白星を手にした。ミラノはOPジャン・パトリ(フランス)が3本のブロックポイントを含むチーム最多15得点。MBヤン・コザメルニク(スロベニア)が5本のサービスエースをマークした。OH石川祐希(日本)は9得点をあげた一方、チームメイトの誰よりも多いサーブレシーブ受数(40本)をこなし、しっかりとチームを支えた。