2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)V・ファイナルステージ ファイナルが4月4日(日)に船橋アリーナ(千葉県船橋市)で行われ、サントリーサンバーズがパナソニックパンサーズをセットカウント3-0で下して14年ぶり8度目の優勝を飾った。
サントリー 3-0 パナソニック
( 25-21, 25-23, 25-20 )
第1セット、序盤は一進一退。中盤にドミトリー・ムセルスキーのアタックを含む4連続ポイントを奪ったサントリーがリードする。終盤にパナソニックも渡辺奏吾らのアタック、ブロックで応戦するも、サントリーがセットを先取する。
第2セット、序盤からセッター大宅真樹を中心に的を絞らせない攻撃を展開したサントリーが16-10とリード。パナソニックも終盤にミハウ・クビアク、途中出場の大竹壱青らがアタックを決めて巻き返すも、追いつくことができずサントリーが連取。
第3セット、白澤健児、仲本賢優、大竹をスタートから起用したパナソニックは序盤に深津英臣のサービスエースを含む4連続ポイントなどでリードする。しかしサントリーはムセルスキーのアタックポイントなどで追いつくと、柳田将洋のサービスエースで逆転に成功。そのままの勢いでチャンピオンシップポイントをつかみ、14年ぶり8度目の優勝を決めた。
山村宏太監督(サントリー)
「いろいろなことがあったシーズン、新型コロナウイルスの感染者も出ましたが、ここまでこられたことをうれしく思います。
最後まであきらめることなく、”PLAY HARD(プレイハード)”を実践してくれました。僕自身も含めて、大きく成長できたシーズンだったと思います。
今シーズンの応援ありがとうございました。これから強いチームとして、伝統を続けていけるよう進化したいと思います」
大宅(サントリー)
「1年間ありがとうございました。試合に入る前から『決勝戦をとりきるまで楽しもう』と決めており、スタートからサンバーズらしいゲームができました。
まだまだ成長しなければならない部分はありますが、スパイカーのみんなが助けてくれました。僕を成長させてくれるスパイカーたちの存在が心強かったです。2連覇を目指し、チーム一丸となって頑張りたいと思います」