ボンジョールノ! 世界最高峰リーグの模様をゲームラウンドごとにお届けする『WEEKLY SERIE A』!! シーズンの集大成となるファイナルは第3戦。ルーベが文字通りの圧勝で、ついに王手をかけました(Photo:Legavolley.it)
※ポジション表記/OH …アウトサイドヒッター、OP…オポジット、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ
■ブロックデビルズ沈黙。ルーベがストレート勝ちで2勝目
[MATCH OF THE ROUND]
《ファイナル》
※カッコ内はレギュラーシーズン最終順位/3勝で優勝
◆ペルージャ[1位]●○●1勝2敗 / ルーベ[2位]○●○2勝1敗
第1戦〔4/14@ペルージャ〕:1-3(23-25,25-22,20-25,20-25)
第2戦〔4/18@チヴィタノーヴァ・マルケ〕:3-1(21-25,25-21,27-25,23-25,15-12)
第3戦〔4/21@ペルージャ〕:0-3(20-25,18-25,14-25)
第4戦〔4/24@チヴィタノーヴァ・マルケ〕:
第5戦〔4/27@ペルージャ〕:
1勝1敗で迎えた第3戦、先手を切ったのはアウェーのルーベだった。第1セットだけでチーム合計4本のブロックポイントをあげて先取に成功する。続く第2セット、ルーベはサーブで攻め立て計4本のサービスエースをマーク。ペルージャはサーブレシーブ成功率29%とあっては、攻撃を繰り出せない。序盤からリードしたルーベが第2セットを獲得する。
第3セットもペルージャは沈黙。中盤からは戦意を喪失したか、得点することもままならない。11点差という圧倒的大差をつけたルーベがストレート勝ちを収めた。
<ペルージャのOPアタナシエビッチ(写真左端)が健闘するも…>
ルーベはOHイオアンディ・レアル(ブラジル)が3本のサービスエースを含むチーム最多15得点、アタック決定率は71%(12/17)の活躍。OHオスマニー・ユアントレーナ(イタリア)が11得点、MBロベルランディ・シモン(キューバ)が3本のブロックポイントを含む10得点と続いた。
対するペルージャはOPアレクサンダル・アタナシエビッチ(セルビア)がチーム最多12得点。だが、チーム合計のブロックポイントは0と、愛称“ブロックデビルズ”に似つかぬパフォーマンスに終わった。これでルーベが2勝とスクデット(リーグタイトル)に王手。次戦はルーベのホームで行われる。
<ルーベのOHユアントレーナ(写真左端)はキャプテンとしてタイトルへ導く>
(責任編集:GUCII<坂口功将>)