ボンジョールノ! 世界最高峰リーグの模様をゲームラウンドごとにお届けする『WEEKLY SERIE A』!! シーズンの集大成となるファイナルが決着。ルーベが2年ぶり6度目の戴冠を遂げました(Photo:Legavolley.it)
※ポジション表記/OH …アウトサイドヒッター、OP…オポジット、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ
■ユアントレーナが最多得点。ルーベが今季2冠を達成
[MATCH OF THE ROUND]
《ファイナル》
※カッコ内はレギュラーシーズン最終順位/3勝で優勝
◆ペルージャ[1位]●○●●1勝3敗 / ルーベ[2位]○●○○3勝1敗
第1戦〔4/14@ペルージャ〕:1-3(23-25,25-22,20-25,20-25)
第2戦〔4/18@チヴィタノーヴァ・マルケ〕:3-1(21-25,25-21,27-25,23-25,15-12)
第3戦〔4/21@ペルージャ〕:0-3(20-25,18-25,14-25)
第4戦〔4/24@チヴィタノーヴァ・マルケ〕:1-3(20-25,22-25,25-21,21-25)
この試合を前に2勝1敗としていたルーベはホームで行われた第4戦、第1セットから優位に立ち、3本のサービスエースをあげて先取する。第2セットはサーブレシーブ成功率の数字こそ低かったものの、自慢の攻撃力で競り勝ち、セットを連取。
第3セットはペルージャに奪われたが、続く第4セットでチーム合計5本のブロックポイントをあげるなどペルージャの攻撃を封じ込めて3-1。コッパ・イタリア(カップ戦)に続く、今季2つ目のタイトルを手にした。
<ペルージャはシーズン最後に失速>
ルーベはキャプテンのオスマニー・ユアントレーナ(イタリア)が3本のサービスエースを含むチーム最多19得点をあげる活躍で、試合のMVPに選出。オポジットのカミル・リキリチ(ルクセンブルク)が17得点、イオアンディ・レアル(ブラジル)が16得点と続いた。
敗れたペルージャは、エースのウィルフレド・レオン(ポーランド)が4本のブロックポイントを含む17得点と奮闘したが、2018/19シーズンのファイナルに続いてルーベの後塵を拝する結果に終わった。
<ルーベのOHユアントレーナ(写真左端)が試合のMVPに選出>
試合後の表彰式でユアントレーナは「試合前日の晩は眠れなかった」と告白。「第4セットはチームのために全力を尽くしました」と笑顔を浮かべた。また、「真のMVPはレアルです」とチームメイトを呼び寄せ、喜びを分かち合う場面も見られた。
(責任編集:GUCII<坂口功将>)