V1女子の久光スプリングスは岩坂名奈、座安琴希、小島絢野、川野春菜アナリストの4名が6月30日付で引退すると発表した。
岩坂は2009年に入団し、ブロックを武器に活躍。Vリーグでベスト6を2度受賞した。日本代表には2009年に初選出され、モントルーバレーマスターズ2011ではベストサーバー賞を獲得した。座安は2008年に入団し、リベロ、リリーフレシーバーとしてチームに貢献。サーブレシーブ賞とベストリベロ賞を各2度ずつ受賞した。2011年には日本代表に初選出された。2016年にはフランスのRCカンヌに移籍し1シーズンプレーした。小島は2014年入団、2017年に1度目の引退、結婚、出産を経て復帰し2シーズンを戦った。川野は2017年よりアナリストとして在籍し、チームを支えた。
なお、YouTubeの久光スプリングスチャンネルにて、4月29日（木）14：00から配信される久光スプリングス紅白戦後に引退セレモニーが行われる。
【引退選手】
岩坂名奈（いわさか・なな）
ミドルブロッカー／身長187cm／1990年7月3日生まれ／福岡県福岡市出身／東九州龍谷高
■岩坂名奈コメント
今シーズンをもって、現役引退させていただくことになりました。
まず久光製薬はじめスポンサーの皆さま、今まで応援してくださったファンの皆さま、これまでご指導くださった指導者の皆さま、久光スプリングスを作ってくださったOGの皆さま、チーム関係者、チームメイト、保護者の皆さま、すべての皆さまのお陰でここまでバレーボールを続けることができ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
いろんなことがたくさんあり、さまざまな経験もさせていただき、すべてが私にとっては思い出です。とても濃い12年間を過ごすことができました。
12年間、久光のユニフォームを着られて、幸せでした。
今まで本当にたくさんの温かい応援ありがとうございました。
座安琴希（ざやす・ことき）
リベロ／身長159cm／1990年1月11日生まれ／沖縄県うるま市出身／中部商高
■座安琴希コメント
13年間、本当にありがとうございました。
私自身、けがも多く、3度の手術を経験し、多くの方々の支えによってバレーボールを続けることができました。
最後の試合を見ていただくことができなくなり、応援してくださった皆さまへ直接感謝の気持ちを伝えられないのがとても残念です。
この場をお借りして・・・
温かいご声援が、いつも私たちの背中を押してくれました。たくさんの愛とエネルギーを、本当に本当にありがとうございました。
これからも挑戦する気持ちを忘れず、何ごとにも精一杯取り組んで精進していきたいと思います。
引き続き、久光スプリングスのご声援をよろしくお願いします。
小島絢野（こじま・あやの）
セッター／身長168cm／1991年7月24日生まれ／京都府京都市出身／京都橘高→鹿屋体大
■小島絢野コメント
これまでたくさんの応援ありがとうございました。
１度引退を経験し、そして私自身いろいろな環境が変わった中での復帰でした。
不安なこともたくさんありましたが、チームのみんなの支えがあって2シーズンやり切ることができました。
とても貴重な時間を過ごさせてもらいました。
コロナ禍で試合が中止になったり、リモートマッチになったり、今までのようにはいかない難しいシーズンではありましたが、こうして無事シーズンを終えられたことに感謝します。
黒鷲旗が中止になり、最後にファンの皆さまに直接お会いできないことがとても残念ですが、紅白戦の配信をぜひご覧いただけると嬉しいです。
そしてコロナの1日でも早い終息を願っています。
今まで支えてくださった皆さま、応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
そしてこれからも進化していく久光スプリングスの応援をよろしくお願いします。
ありがとうございました。
川野春菜（かわの・はるな）
アナリスト／1992年3月24日生まれ／大分県佐伯市出身／東九州龍谷高→龍谷大→大野石油広島
■川野春菜コメント
日頃よりたくさんのご声援をありがとうございます。
今シーズンをもちまして、退団させていただくことになりました。
4シーズンという期間、久光スプリングスの一員として、共に戦い喜びや悲しみを分かち合い、何にも変えられない経験をさせていただきました。
微力でしたがこのチームで戦えたことは本当に幸せで、誇りに思っています。
いつも応援してくださったファンの皆さま、関係者の方々、そして久光スプリングスの皆さま、本当にありがとうございました。
引き続き、久光スプリングスの応援をよろしくお願いします。