男子日本代表始動会見 今季のテーマは「臨機応変」
- 日本代表
- 2021.04.26
男子日本代表は4月26日(月)に2021年度の始動会見を行い、中垣内祐一監督と選手18名がリモート取材に応じた。
中垣内監督が掲げた今季のテーマは「臨機応変」。コロナ禍でのさまざまな制約やイレギュラーな事態、試合中の相手戦術に対する柔軟な対応などを臨機応変に行っていくためと語った。
今季のテーマを「臨機応変」と掲げた中垣内監督【写真提供:JVA】
また、東京2020オリンピックに向けての心境を聞かれると、「期待半分、不安半分。2017年からフィリップ・ブランコーチのもとで技術力、戦術に対する理解を深めてきた。そういったものが集大成として、今年ようやく発揮できる。新たに加わった新戦力を東京チャレンジ、ネーションズリーグで試していきたいという期待がある。反面、これまでやってきた強化が正しかったのか、問われる大会になると思うので、不安に感じるところもあります」とコメント。
自分の役割は攻撃面と語った柳田【写真提供:JVA】
昨年まで主将を務めた柳田は立場が変わろうとも、「役割は攻撃面、特にサーブ、パイプ攻撃で得点すること。どんな状況であっても質の高いプレーをすることを意識して常に練習に参加している」とコメント。
オリンピックでの活躍が期待される西田【写真提供:JVA】
日本のエースとして期待される西田は、「4年目になるシーズンで成長している姿を見せたい。すべてのプレーに責任をもって取り組んで、チームを引っ張る安定感のある選手になっていきたい」と話した。
代表、初選出の福山【写真提供:JVA】
今季初選出されたミドルブロッカーの福山は、「今シーズン、僕が1年間徹底してやってきたブロックを日本代表でも発揮してチームに貢献していきたいと思う。自分の持ち味である、ブロックの寄りの速さと駆け引きで戦っていきたい」と語った。
最年少の髙橋藍【写真提供:JVA】
昨年に引き続きチーム最年少となる髙橋藍は、「オリンピック登録メンバーの12人に残るために必要なことは?」という質問に対し、「勝負どころで決めきる力、勝負強さが必要になってくると思う。チームが苦しい状況や得点がとれていない時に、チームを救うプレーができるかが必要」と真剣な表情でコメントした。