gv-logo

春高2025

[欧州CL2021]男子はケンジェジン-コジエ 女子はコネリャーノが優勝

  • 海外
  • 2021.05.08

 ヨーロッパクラブナンバーワンを決める「CEVチャンピオンズリーグ2021」は現地5月1日、ヴェローナ(イタリア)にて男女同日開催のスーパーファイナルが実施され、男子はケンジェジン-コジエ(ポーランド)、女子はコネリャーノ(イタリア)が優勝を遂げた。(写真:CEV)

 

<無観客での開催となり、スタンドはスーパーファイナルのビジュアルで彩られた>

 

■男子決勝

ケンジェジン-コジエ[ポーランド] ○3-1● トレンティーノ[イタリア]

(25-22,25-22,20-25,28-26)

 ともに国内リーグでは優勝を逃したものどうし。シーズン最後の戦いで、タイトルを手にするべく両者は力を振り絞った。第1セットではトレンティーノがOPニミル・アブデルアジズ(オランダ)のバックアタックとMBスレチコ・リシナツ(セルビア)のブロックポイントなど3連続得点で先制パンチ。対するケンジェジン-コジエもMBデービッド・スミス(アメリカ)がクイックにブロックと攻守で得点を重ねて食らいつく。終盤までサイドアウトの応酬が続く中、そのMBスミスが22-21からサービスエースで突き放し、セットを先取する。

 

<トレンティーノ>

 

 第2セットもトレンティーノは3連続得点で好スタートを切ったが、ケンジェジン-コジエはOHカミル・セメニウクとOHアレクサンデル・シリフカ(ともにポーランド)の両エースを中心に攻撃を展開し、差を保ったまま追撃。10-12からMBスミスのクイックと、OHセメニウクのこのセット2本目のブロックポイントで同点にすると、13-13からはOHセメニウクが連続サービスエースを決めて逆転に成功する。一気に5連続得点をあげてリードを奪い、そのまま第2セットを獲得した。

 

<ケンジェジン-コジエのMBスミス(写真コート奥)>

 

 あとがなくなったトレンティーノは第3セット開始時からOHディック・コーイ(イタリア)に代えて、OHアレッサンドロ・ミケレット(イタリア)を投入。このセットもOPアブデルアジズの連続得点で先手を切ると、続けざまにOHルカレリが連続サービスエースで4-0とする。ケンジェジン-コジエはMBヤクプ・コハノフスキ(ポーランド)がクイックとブロックで得点を重ね、中盤で追いついたものの、14-14からトレンティーノがOPアブデルアジズの連続得点で再び突き放し、このセットを奪い返した。

 

<トレンティーノのOHルカレリ(写真コート奥右端)>

 

 第4セットは序盤から両者サイドアウトを重ね、ケンジェジン-コジエが先に24点に到達する。それでもトレンティーノはOPアブデルアジズのアタックで追いつき、ジュースに突入。26-26からケンジェジン-コジエがOHシリフカのバックアタックとOPウーカシュ・カチュマレク(ポーランド)のノータッチエースが決まり、勝利した。

 

<ケンジェジン-コジエ>

 

 ケンジェジン-コジエはOHシリフカがチーム最多18得点の活躍でMVPに選出。OHセメニウクとOPカチュマレクが15得点と並んだ。敗れたトレンティーノはOPアブデルアジズが最多21得点と奮闘するも、武器であるサーブがチーム合計4得点と不発に終わったのが痛かった。

 

<ケンジェジン-コジエのOHシリフカ(写真右)>

 

次ページは>>>女子決勝は両エースが撃ち合いを演じ、大熱戦に!!

  • マグダビッド×関田誠大
  • アシックス×高橋藍
  • 全中2024
  • 北部九州インターハイ2024
  • 男子日本代表応援サイト2024
  • 女子日本代表応援サイト2024
  • NBPオンラインショップ
  • 自社広告のご案内
  • 全国専門学校選手権2019

pagetopbtn