V・チャレンジマッチ男子の2日目が5月5日(水・祝)に三重県営サンアリーナ(三重県伊勢市)で開催され、ヴォレアス北海道(V2男子)がフルセットで勝利した。この結果、両チームとも1勝1敗で勝利数は並んだが、第1戦をストレートで勝利していた大分三好ヴァイセアドラー(V1男子)が獲得ポイントの差でV1残留を決めた。
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V・チャレンジマッチ男子2日目 結果
ヴォレアス北海道(1勝1敗・2ポイント) 3-2 大分三好ヴァイセアドラー(1勝1敗・4ポイント)
(25-20, 25-14,19-25, 25-27, 15-13)
第1セットは序盤から、ヴォレアスが佐々木博秋のサービスエースなどでリードする。中盤も越川優、古田史郎らの活躍で差を広げ大分三好を突き放し、セットを先取した。
第2セット序盤もヴォレアスは佐々木のサービスエースでリードし、ミドルブロッカーの攻撃も効果的に使いながら勢いを増していく。大分三好はレシーブのミスが重なって、点差を広げられてしまい、ヴォレアスが2セット目も連取した。
第3セット。大分三好は序盤リードを許すも、林一壽のブロックで追いつき、カーティス・ストックトンのアタックで逆転し、藤原奨太のバックアタックでリードを広げる。変わり始めた流れを食い止めたいヴォレアスだったが、大分三好の攻撃を止められず点差が広がっていく。25点目を藤原が決めてセットを取り、V1残留を決めた。
第4セットは山田滉太、川口喬のブロックで大分三好がセットを連取。第5セットは競り合いが続き、13-13から越川のブロックでリードしたヴォレアスが勝利した。
当初V・チャレンジマッチ男子は4月3日(土)、4日(日)に船橋アリーナ(千葉県)で開催が予定されていたが、大分三好のチーム関係者に新型コロナウイルス感染が判明し、中止となっていた。その後、ヴィアティン三重、三重県バレーボール協会など各所の協力によって、会場確保と運営が可能となり、開催実現に至るという経緯があった。
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