女子日本代表主将の荒木絵里香と古賀紗理那は5月12日(水)に合宿先でリモート取材に応じた。
荒木主将は5月1日(土)に有明アリーナ(東京都江東区)で行われた中国戦を振り返り、「被ブロックが多かったので、高さのある相手に対するブロックフォローの意識や攻撃の作り方を見直している。高く、コースを切ってくる相手に対するブロックとディフェンスの関係を全員で詰めています」と話した。
また母の日(5月9日)に「娘さんとは何かやりとりがありましたか?」という質問に対しては「手紙とプレゼントをもらいました。(プレゼントは)2つに分かれる犬のキーホルダーで、離れているので一緒に持っていようね、と。自分のお小遣いで買ってくれました」と笑顔で話した。
5月25日からイタリアで始まるネーションズリーグについては「試合数も多く、タフさが求められる大会になります。昨年から国際試合(の開催)が限られている中で貴重な実践の場。オリンピックに向けて、強くなれるように頑張りたい」と語った。
古賀は先日の中国戦について「ストレートで負けてしまったが、3セット目は競る場面が多く、サーブレシーブからチーム全員でコンビを組めて、中国のブロックを拡散させることができた。そこは3月の合宿から積み上げてきたものが出せたと思う」と振り返った。
今季は副主将に任命されたが「私がやることは、まずはコートの中で点数を取るということ。また、相手のサーブに狙われると思うので、サーブレシーブにも集中していきたい。チームが劣勢の場面で、自分のプレーだけにならず気づいたことをどんどん発信していくことも役割だと思う」と真剣な表情で語った。
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