V1女子のデンソーエアリービーズは5月13日(木)、大竹里歩、田原愛里、キャサリン・プラマーの3選手が2020-21シーズン限りで退団すると発表した。
大竹は下北沢成徳高を卒業後、2012年に入団。1年目から28試合に出場し、チームを長年支えてきたほか、日本代表にも選出された。田原は2015年に入団し、明るいキャラクターを武器に中心選手として引っ張った。プラマーは2020年にイタリアのSaugella Team Monzaから移籍し、得点源として活躍した。
【退団選手】
大竹里歩(おおたけ・りほ)
ミドルブロッカー/身長183cm/1993年12月23日生まれ/神奈川県横浜市出身/下北沢成徳高
■大竹里歩コメント
いつも温かいご声援ありがとうございます。この度デンソーエアリービーズを退団することになりました。突然の報告となり、申し訳ありません。
デンソーエアリービーズでの9年間は、本当に毎日が充実していました。偉大な先輩方から尊敬する後輩まで、たくさんの素敵な仲間に囲まれてバレーボールをできたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
そんな支えがあったからこそ、日の丸を背負ってプレーすることができ、また怪我をしてからもここまで這い上がることができました。
また今の私がいるのはどんな時でも応援してくださった会社の方々、サポートしてくださったチームスタッフ・事務局、ファンの方々のおかげです。デンソーエアリービーズでバレーボールができて、幸せでした。本当にありがとうございました。
残りのバレー人生を自分らしく、悔いなく笑顔で過ごしていけるように頑張りたいと思います。
これからまた新たな気持ちで前へ歩んでいきます。変わらずのご声援よろしくお願いします。
田原愛里(たはら・あいり)
セッター/身長162cm/1996年7月19日生まれ/東京都葛飾区出身/文京学院大女高
■田原愛里コメント
突然ではございますが、この度デンソーエアリービーズを退団し、移籍する決断をいたしました。
黒鷲旗が中止となり、皆さんに直接会って報告することができず、申し訳ございません。
なかなか決断できませんでしたが、何度も考え直し、自分に問いかけた結果、大好きで始めたバレーボールを通して、これからの自分のために、もっと人として、選手として成長していきたい。
そのためにも、新たな環境でさまざまな人と出会い、幅を広げていきたいと考えました。
デンソーエアリービーズでの6年間は思い返すとあっという間でしたが、いろいろな立場で、いろいろな思いをしました。ここにいたからこそ、できた経験だと思っています。
そしてつらいことも苦しいことも、ここで出会えたチームメイトや、どんな状況でも変わらず応援してくださった会社の皆さま、ファンの方々がいたから乗り越えられました。
入団当初、術後でバレーができる状態ではないままチームに合流しましたが、それでもこの私をトップリーグへ、エアリービーズへ呼んでくださった当時のスタッフの方々には本当に感謝しています。
6年間大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
キャサリン・プラマー(Kathryn Plummer)
アウトサイドヒッター/身長198cm/1998年10月16日生まれ/アメリカ出身/Stanford University(アメリカ)→Saugella Team Monza(イタリア)
■キャサリン・プラマー コメント
今シーズン、デンソーエアリービーズの一員として戦えて、一生の仲間を得ることができました。
日本の文化はとてもユニークです。その環境の中で、特別なチームと貴重な経験を積めたことに感謝しています。チームの仲間は最高です!新たな国での生活やコートでのプレーも含めて、温かく受け入れてくれました。
日本のトップリーグでプレーした学びや気づきを、今後自分のバレーボールキャリアに生かしていきたいと思います。
ファイナル4では、素晴らしいライバルチームと戦えました。敗れはしましたが、デンソーエアリービーズの今後にとって大事な経験になったと信じています。
新型コロナウイルスの影響はありましたが、貴重な経験を積めたことに感謝するとともに、いつかまた日本に戻ってきたいと思います。
デンソーエアリービーズありがとう!
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