女子日本代表の中田久美監督と籾井あきが5月13日(木)、合宿先でリモート取材に応じた。
中田監督は5月1日(土)に行われた中国との親善試合を振り返り、「中国の高さ、体格の違いを感じた。中国は2メートルの選手が必死になってレシーブして攻撃につなげる。中国選手のあきらめない気持ちは見習うべきだと思うし、日本も負けないようにハードワークしていかないといけない」と話した。
また、ネーションズリーグでの目標について聞かれると、「ネーションズリーグは東京2020オリンピック登録選手12名の選考がかかっているので、そこを見ていきたい。オリンピックに向けて一試合一試合を大事にしながら全力で戦う」と語った。
籾井は、代表デビュー戦となった中国戦で日の丸を背負う重圧の有無を聞かれ、「重圧よりも、2ヵ月くらいしか一緒にやっていないメンバーとプレーする不安が大きかった」と振り返った。
またネーションズリーグでの狙いを聞かれると、「(日本は)海外チームに比べて、高さで劣る部分があるので、ディフェンスであったり、チームとして全員で1点を取ることをこだわってやっていきたい」と語った。
東京2020オリンピックに向けては、「出たいという気持ちもあるが、まずは自分の成長がいちばん。成長する延長に五輪があると思う」と話した。
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