Vリーグの舞台で活躍する選手たちの先輩後輩のタテ、同級生などのヨコのつながりなどを振り返っていく企画「Vリーガーのタテヨココネクション」。今回は東レアローズの黒後愛選手をお送りする。(前回久光スプリングス石井優希選手編はこちら)
黒後は下北沢成徳高(東京)の出身。現在日本代表の主将を務める荒木絵里香や石川真佑など多くのVリーガーを輩出しており、OGをここに書き連ねるだけでもコーナーが終わってしまうので、今回は同級生をピックアップ。山口珠李、山崎のの花(埼玉上尾)、先日同チームから退団を発表した堀江美志、日本大から姫路へ加入した渡邊かやなどが名を連ねる。2016年、2017年に春高連覇を達成しているが、その際にも多くの同級生たちがコートに立っていた。
左から堀江美志、山口珠李、黒後愛と渡邊かや(右端)
現在埼玉上尾の仁井田桃子(前列左端)、岩澤実育(後列右から3人目)、椎名真子(後列右から4人目)、東レの大崎未琴(右端)の姿も
続いて黒後が高校時代に対戦した選手を振り返る。2017年の春高決勝で対戦した就実高(岡山)のエースを務めたのは、現在東レのチームメイトである小川愛里奈だ。2017年度のインターハイと国体でともにベスト4入りを果たしていた就実高には、小川、兵頭由希(デンソー)、新井祥(群馬銀行)、万代真奈美(久光)とVリーグで活躍する多くの選手が同じコートに立っていたのだ。
就実のエースとして引っ張った小川愛里奈
小川愛里奈(#4)、兵頭由希(#2)新井祥(#3)万代真奈美(#8)と多くの選手がVリーグ入りを果たした
黒後のチームメートとしてピックアップしたのは関菜々巳と石川真佑。過去の日本代表合宿中には一緒にごはんに行くこともあったそう。この3名に吉野優理(埼玉上尾)も交えてごはんを食べに行った際には、誰かのちょっとした一言がツボに入った石川がビビンバを吹き出してしまう事件が発生。そのあとずっと照れながら反省しきりの石川がすごく可愛かった、とは黒後の談。
東レで中心選手として活躍する3人
黒後の仲よしの先輩としてピックアップしたのは小幡真子(JT)。過去には代表合宿で一緒に行動している姿や、二人で食事に行ったSNS投稿なども見られた。一説には、黒後は小幡のことを先輩と思っていないのでは?と言われることもあるほど思い切りよく絡んでいく様子が多数目撃されている。
相関図にあげた選手のつながりはごく一部であり、高校、チームの先輩後輩や対戦経験を辿っていくと、まだまだ発見できるはず。あなたもぜひ探してみて欲しい。