日立 佐藤美弥ら5名の退部、現役引退を発表
- SV女子
- 2021.05.20
V1女子の日立リヴァーレは佐藤美弥、芳賀舞波、堀井有蘭、小野寺友香、小寺まどかマネージャーが2020-21シーズン限りで退部すると5月20日(木)に発表した。
佐藤は2012年に入団、2012/13シーズンから全18試合に出場するなど、正セッターとして活躍。2015/16シーズンには創部初となるV・プレミアリーグ準優勝に大きく貢献し、自身も敢闘選手賞を受賞した。また2010年、嘉悦大在学時に日本代表に初選出され、長きにわたりプレーした。
芳賀は2016年に入団し、ミドルブロッカーとしてパワーのあるプレーで貢献。2019-20シーズンからキャプテンを務め、昨季までチームを支えた。堀井は2017年に入団し、ジャンプ力やテクニックを武器に活躍。小野寺は2015年に入団し、175cmの高さを生かしたトスを持ち味にプレーした。小寺マネージャーは2016年からチームに在籍し、5年間チームを支えた。
なお、佐藤、芳賀、堀井、小野寺は現役を引退するとコメントしている。
【退部選手】
長きにわたり日立を支えた佐藤(中央#8)
佐藤美弥(さとう・みや)
セッター/身長175cm/1990年3月7日生まれ/秋田県秋田市出身/聖霊女短大付高→嘉悦大
■佐藤美弥コメント
この度、日立リヴァーレを退部、現役引退を決断いたしました。
会社関係者の皆さま、ファンの皆さま、恩師、チームメイト、家族、友人、本当にたくさんの方との出会い、支えのお陰で今まで戦うことができました。
心から感謝しています。
在籍中は、楽しいことも苦しいこともありましたが、自分なりに目の前のことに向き合い進んできたつもりです。
最後、夢には届きませんでしたが、後悔はありません。
たくさんの舞台を踏み、大きな夢をみて、たくさんの方に応援していただき、本当に幸せなバレー人生でした。
9年間、ありがとうございました。
今後とも、日立リヴァーレの応援よろしくお願いいたします。
2019年から2シーズン、キャプテンを務めた芳賀
芳賀舞波(はが・まいは)
ミドルブロッカー/身長177cm/1993年5月11日生まれ/東京都町田市出身/下北沢成徳高→筑波大
■芳賀舞波コメント
今シーズンをもって、11年間続けてきたバレーボール人生に幕を閉じることと致しました。
この11年間の中には、うれしさや楽しさだけではなく、苦しさや悔しさなど多くの感情、そしてたくさんの思い出が詰まっています。
バレーボールの世界に飛び込んだことで味わうことのできた貴重な経験は、そのひとつひとつが私にとってかけがえのない財産です。
素晴らしい指導者に恵まれた学生時代。新しいバレーボールの世界を経験させてくださり、人として成長するきっかけを与えてくださった日立リヴァーレ。
私のバレーボール人生は人に恵まれ、支えられ、こんなにもたくさんの方に応援していただけて本当に幸せでした。
最後のシーズンは皆さまにお会いできなかったのがとても残念で心残りですが、どんなときでも応援し、支えてくださったすべての皆さまに感謝しています。
競技生活を終え第二の人生はバレーボールが繋いでくれた人の輪を大切に、いままでの経験を生かして成長し続ける人生を歩んでいきたいと思います。
今までたくさんの応援ありがとうございました。
今後とも日立リヴァーレの応援をよろしくお願いいたします。
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