左から堀井、小野寺、芳賀、佐藤の4選手
先日、引退を発表した日立リヴァーレの佐藤美弥、芳賀舞波、堀井有蘭、小野寺友香ら4選手を送り出すべく、オフ明け間もないチームは5月22日(土)に引退試合を行った。試合の模様はネット配信されたほか、4人の職場の方々やOGらが会場に招かれて勇姿を見届けた。
元気いっぱいのメンバーたちは、4人を含むチーム「リヴァ子」と若手中心のチーム「ウィンちゃん」とに分かれて、いざ真剣勝負…と思いきや、久々にプレーするという佐藤選手を中心に笑顔が弾ける試合展開。ミスをしてもすべてがおかしく、愛おしく思えてしまうようなテンションの高い時間がコート上に流れていた。
結果は2-0でリヴァ子が勝利。最後は全員が一球ずつ佐藤選手のトスを打ち込み、4人を胴上げして、楽しいひとときもお開きとなった。
その後、一人ずつ花束を渡され、万感の思いを込めてごあいさつ。佐藤選手にオクム大庭冬美ハウィ選手が泣きながら花束を手渡すと、サプライズで栗原恵さんも登場し、立派に戦い抜いた後輩を労っていた。
<当日コメントより>
小野寺友香
「このような機会をありがとうございます。直接お礼を言えることがすごくうれしいです。つらいことも苦しいことも楽しいこともうれしいこともたくさんありましたが、すべてをひっくるめて、とても幸せなバレーボール人生でした」
堀井有蘭
「素敵な仲間といい指導者に恵まれてバレーボールができたことをすごく幸せに思います。いつもそばで支えてくれた家族、仲間、職場の皆さん、そして関係者の皆さん、ファンの皆さん、ほんとうにありがとうございました。また会いましょう!」
芳賀舞波
「当初を知る人は、たぶん私がVリーガーになるなんて誰もが思ってもみなかったと思うし、私がいちばん、まさかここまで来るとは思ってもみませんでした。つらかった経験もすべて楽しかった思い出に変わっているので、現役を続けるみんなは、限られた現役生活を全力で楽しんでほしいと思います」
佐藤美弥
「最後までバレーボールって楽しいな、という気持ちで引退を迎えられたことを非常に感謝しています。今後はバレーボールから離れますが、何らかの形で恩返しをしたいとも思います。後輩のみんなには、優勝報告を楽しみに応援しています。在籍中9年間、たくさんの応援ありがとうございました」
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