トヨタ車体 榊原、村永ら6選手の引退、退団を発表
- SV女子
- 2021.05.25
V1女子のトヨタ車体クインシーズは5月25日(火)、2020-21シーズン限りで榊原美沙都、辻彩乃、村永奈央、杉郁香ら4選手の引退とインドレ・ソロカイテ、ポーンプン・グーパートら2選手の退団を発表した。
榊原は2015年に加入し、粘り強いレシーブを武器に守備の要として貢献した。辻は2015年に入団し、サーブを武器に2年目には26試合に出場し活躍。村永は2016年に入団し、安定感のあるレシーブで勝利に貢献した。杉は2018年に入団し、明るいキャラクターとブロードを武器にチームを支えた。ソロカイテは2020年に入団、力強いスパイクで得点源として大車輪の活躍を見せた。グーパートは2020年に入団し、巧みなハンドリングで攻撃陣を支えた。
【引退・退団選手】
守備の要として貢献した榊原
榊原美沙都(さかきばら・みさと)
リベロ/身長155cm/1991年11月14日生まれ/東京都あきる野市出身/実践学園高→東京女体大→三菱東京UFJ銀行
■榊原美沙都コメント
今シーズンで引退することを決断しました。
小学1年生からバレーボールをはじめ、大学を卒業し、社会人だった私はいろいろなご縁からクインシーズへ入団させていただき、Vリーグという舞台で6年間バレーボールをすることができました。
辛いこと苦しいこともたくさんありましたが、皇后杯の優勝や準優勝、Vリーグ3位などバレーボールをしていなければ味わえない最高の経験をさせていただきました。
チームが勝っていても負けていてもどんな状況でも「頑張れ!」と声をかけてくださり、いつも私たちと一緒に戦ってくれたファンの方々。
会社へ行くといつも笑顔で接し、常にチームを支えてくださった従業員の方々。
チームメイト、スタッフは、家族よりも長い時間を過ごす中で、勝つためにどうしたらいいのかミーティングを重ね、練習やトレーニングをしてきた戦友です。
皆さんの声援に何度も助けられ、ここまでやり切ることができました。
私にとってすべてが人生の宝物です。
この感謝の気持ちを忘れずにこれからの人生を歩んでいきたいと思います。
最後になりますが、6年間全力で応援してくださりありがとうございました!
これからもクインシーズの応援をよろしくお願いします!
サーブを武器に活躍した辻
辻 彩乃(つじ・あやの)
ミドルブロッカー/身長184cm/1996年9月12日生まれ/愛知県田原市出身/豊橋中央高
■辻 彩乃コメント
今シーズンで引退することを決めました。
小学4年生でバレーボールと出会い、当時将来の夢だったVリーグという舞台。
ここに来るまで何度も挫折しました。
その度に、家族や仲間に支えられました。
そしてトヨタ車体クインシーズに入団して6年間、ファンの皆さま、会社の皆さん、家族、選手、スタッフ、友達などたくさんの方に支えられていたからこそ、ここまで続けてこられたと思います。
その中で、皇后杯優勝やVリーグ3位という結果を味わえたことは一生の思い出です。
このチームの一員としてプレーできたことを誇りに思います。
これまでお世話になった皆さまに感謝し、これからはバレーボール人生で学んだことを生かして頑張ります!
本当に応援ありがとうございました!