Vリーガーのタテヨココネクション【久光スプリングス長岡望悠選手編】
- SV女子
- 2021.05.28
Vリーグの舞台で活躍する選手たちの先輩後輩のタテのつながりや同級生などのヨコのつながりなどを振り返っていく企画「Vリーガーのタテヨココネクション」。今回は久光スプリングス長岡望悠選手のつながりをお送りする。(前回東レアローズ黒後愛選手編はこちら)
長岡の出身校は東九州龍谷高(大分)。同級生は芥川愛加(JT)や栄絵里香(デンソー→久光)、2学年下には鍋谷友理枝(デンソー)がおり、3年生時の2009年奈良インターハイでは2連覇を達成している。また現在日本代表の相原昇コーチは当時同校の監督を務めていた。東九州龍谷高は多くのVリーガーを輩出しており、OGは枚挙にいとまがない。
2009年の奈良インターハイで優勝した東九州龍谷
#4栄(久光)と#2芥川(JT)も東九州龍谷のチームメート
続いて高校時代に対戦した選手を振り返っていこう。奈良インターハイ決勝で対戦したのは九州文化学園高(長崎)。2年生のリベロとしてコートに立っていたのが、小幡真子(JT)だ。また準々決勝では大和南高(神奈川)と対戦しており、先日退団が発表された丸山紗季(元KUROBE)や現在はビーチバレーボールで活躍する二見梓(元東レ)とも対戦していた。
大和南には先日KUROBEを退団した丸山が在籍
決勝で対戦した九州文化学園には小幡(JT)がいた
また2009年第40回春高バレーでも優勝している東九州龍谷高。2回戦で対戦した京都橘高(京都)には先日引退を発表した小島絢野(元久光)、退団を発表した馬場ゆりか(元KUROBE)らが在籍。さらに準々決勝で対戦した川崎橘高(神奈川)には島村春世(NEC)が主将としてプレーしていた。
2020-21シーズン限りで引退した小島(元久光)は京都橘出身
川崎橘にいた島村(NEC)は準々決勝で東九州龍谷と対戦
久光のチームメートとしてピックアップしたのは同期入団の野本梨佳と石井優希。2人は久光への入団がすでに決まっており、石井は「ミユも久光だったらいいね」と話していたとのこと。また長岡いわく「リカとユキとは、昔から『おいしい』と感じるものは似ている気がする。一緒にいてすごく楽」なのだそう。入団から10年以上経つが、ずっと仲がよい3人の関係性は特別なものなのだろう。
入団当時のチームの顔取材での石井、野本、長岡
対戦経験、先輩や後輩、チームメートなど、つながりは多岐にわたり、ここに挙げたものはほんの一部。他にも選手同士のつながりがないか、ぜひ探してみて欲しい。