ネーションズリーグ女子 日本は初のフルセットを制し4勝目
- 女子日本代表
- 2021.06.02
ネーションズリーグ女子予選ラウンドはリミニ(イタリア)で現地6月1日(日本時間2日)に予選5日目を実施。日本はイタリアをフルセットで下し、通算4勝1敗とした。FIVBランキングは日本が5位で変わらず、イタリアは試合前の9位から10位となっている。(写真:FIVB)
■ネーションズリーグ2021女子
第5日目
日本(4勝1敗) 3-2 イタリア(5敗)
(27-25,25-19,16-25,21-25,15-13)
日本のスターティングメンバー:石川、荒木、黒後、古賀、島村、籾井、リベロ小幡
主力選手が出場していない地元イタリアはここまで4戦全敗。日本は前日の敗戦から切り替えて好スタートを切りたいところだったが、いきなり思い切りのよい強打を次々と決められてリードを許した。それでも徐々に落ち着きを取り戻して対応し、古賀、石川、荒木らの活躍で何とか第1、第2セットを連取。勝利まであと一歩と迫った。
しかし第3セットはイタリアのサーブが効果を発揮。日本はミスもあってセットを失うと、後半調子を上げてきたエース、アナスタシア・グエッラに次々と強打を決められて第4セットも落とし、勝負はフルセットへともつれ込んだ。
第5セットは石川が連続得点をあげるもシルビア・ヌワカロールの豪快なスパイクを止められず、終盤まで競り合いが続いたが、11-10から古賀、奥村の二枚ブロックでヌワカロールを止め、最後は籾井がネット際の押し合いを制して15-13。熱戦に終止符を打ち、4勝目をものにした。
日本の最多23得点をマークした古賀は「昨日はストレートで負けており、チームとして修正して戦っていこうと話していた。その意味でも絶対に落とせない試合だった」とコメント。3連戦の最終日となる次戦ではロシアと対戦する。
■次戦(予選ラウンド第6戦)
現地時間6月2日(水)15:00(日本時間22:00)
対戦相手:ロシア(FIVBランキング7位/3日時点)
■女子日本代表現地6月1日(火)イタリア戦の出場14選手
※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター OP=オポジット MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ
<背番号/名前(所属)/身長/ポジション>
1 黒後 愛(東レ)/180cm/OH
2 古賀紗理那(NEC)/180cm/OH
3 島村春世(NEC)/182cm/MB
5 荒木絵里香(トヨタ車体)/186cm/MB ※主将
7 石井優希(久光)/180cm/OH
8 石川真佑(東レ)/173cm/OH
9 田代佳奈美(デンソー)/173cm/S
10 芥川愛加(JT)/180cm/MB
11 鍋谷友理枝(デンソー)/176 cm/OH
13 奥村麻依(デンソー)/177cm/MB
14 小幡真子(JT)/164cm/L
15 井上琴絵(デンソー)/163cm/L
21 林 琴奈(JT)/173cm/OH
24 籾井あき(JT)/176cm/S
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