ネーションズリーグ女子予選ラウンドはリミニ(イタリア)で6月6日(日)に第7日目が行われ、日本はオランダに0-3で敗れた。通算成績は5勝2敗。FIVBランキングは日本が5位で変わらず、オランダは7位から試合後の時点で6位に上がっている。
■ネーションズリーグ2021女子
第7日目
日本(5勝2敗) 0-3 オランダ(5勝2敗)
(22-25,20-25,23-25)
日本のスターティングメンバー:石川、荒木、黒後、古賀、山田、籾井、リベロ井上
かつて久光製薬スプリングス(現・久光スプリングス)の監督を務めたアビタル・セリンジャー率いるオランダとの対戦。第1セットは序盤にフェイントやサービスエースを決められて追う展開となる。荒木主将のサービスエースで8-10と迫るが、相手の両サイドを止めきれず、逆にブロックされて9-17とリードを広げられた。途中からリベロに小幡が入り、荒木主将や黒後の得点で徐々に追い上げたが届かず、セットを失った。
第2セットは中盤まで一進一退。しかし16-16から連続失点、最後はクイックとサービスエースを決められてこのセットも落とした。再び序盤から追う形となった第3セット、石川や黒後の強打に相手ミスもあって、最大7点差に開いていた点差を詰め、22-22で捕らえることに成功。しかし終盤に選手交代をうまく使ったオランダの攻撃を防ぎきれず、このセットも落として2敗目を喫した。
チーム最多の19得点をあげた黒後は「ディフェンスに甘さがあった。もう一度ブロックディフェンスの部分と、アタッカーの狙いを考えていかなければ」と反省の弁を述べていた。
■次戦(予選ラウンド第8戦)
現地時間6月7日(月)13:00(日本時間20:00)
対戦相手:カナダ(FIVBランキング15位/6日時点)
■女子日本代表現地6月6日 オランダ戦の出場14選手
※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター OP=オポジット MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ
<背番号/名前(所属)/身長/ポジション>
1 黒後 愛(東レ)/180cm/OH
2 古賀紗理那(NEC)/180cm/OH
5 荒木絵里香(トヨタ車体)/186cm/MB ※主将
7 石井優希(久光)/180cm/OH
8 石川真佑(東レ)/173cm/OH
9 田代佳奈美(デンソー)/173cm/S
10 芥川愛加(JT)/180cm/MB
11 鍋谷友理枝(デンソー)/176 cm/OH
13 奥村麻依(デンソー)/177cm/MB
14 小幡真子(JT)/164cm/L
15 井上琴絵(デンソー)/163cm/L
19 山田二千華(NEC)/184cm/MB
21 林 琴奈(JT)/173cm/OH
24 籾井あき(JT)/176cm/S
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