オーストラリアに勝利し4勝目 ネーションズリーグ男子
- 日本代表
- 2021.06.10
ネーションズリーグ男子予選ラウンドはリミニ(イタリア)で6月9日(水)、予選7日目が行われ、日本はオーストラリアに勝利した。通算成績は4勝3敗。(写真:FIVB)
■ネーションズリーグ2021男子
第7日目
日本(4勝3敗・8位) 3-1 オーストラリア(0勝7敗・16位)
(25-18,21-25,28-26,26-24)
日本のスターティングメンバー:小野寺、藤井、石川、李、清水、髙橋(藍)、リベロ山本
第1セット、日本は中盤まで競り合い14-14から石川のスパイクなどでリードを広げる。終盤には清水、髙橋(藍)らの攻撃で一気に突き放しセットを先取した。
第2セットは李のブロック、スパイクなどで序盤からリードを奪う。しかしオーストラリアも交代出場したセニカ・マックスの攻撃を中心に追い上げ、終盤は競り合いとなる。21-21からトレント・オデイのクイックでなどで4連続得点を奪われ日本はこのセットを落としてしまう。
第3セットは序盤に清水のスパイク、小野寺、藤井の連続ブロックポイントなどでリードを奪ったまま先に20点に到達した。しかしオーストラリアの激しい追い上げでジュースに突入。日本は26-26から李のクイック、石川のパイプ攻撃でこのセットを奪った。
第4セットも序盤にリードを奪ったものの、第3セットとは逆に、20点に先に到達したのはオーストラリア。日本はこのセットのスタートからコートに入った高梨や石川の攻撃で追い上げ、またもジュースに突入。最後は石川の連続得点で勝利し、日本は4勝目をあげた。
試合後、藤井は「厳しいゲームでしたが、チーム全員で勝ち切れてよかった、まだまだ細かいプレーの精度を突き詰めていきたい」と語った。
FIVBランキングはこの試合の前後で変わらず、日本が8位、オーストラリアは22位となっている。大会順位は、日本は4勝3敗の8位につけており、オーストラリアは0勝7敗で16位。
■次戦(予選ラウンド第8戦)
現地時間6月10日(木)19:30(日本時間11日2:30)
対戦相手:イタリア(FIVBランキング9位/9日時点)
■男子日本代表6月9日(水)オーストラリア戦の出場14選手
※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター OP=オポジット MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ
<背番号/名前(所属)/身長/ポジション>
1 清水邦広(パナソニック)/193cm/OP
2 小野寺太志(JT広島)/201cm/MB
3 藤井直伸(東レ)/183cm/S
4 大竹壱青(パナソニック)/201cm/OP
5 福澤達哉(パナソニック)/189cm/OH
6 山内晶大(パナソニック)/204cm/MB
12 関田誠大(堺)/175cm/S
14 石川祐希(パワーバレー・ミラノ)/191cm/OH ※主将
15 李 博(東レ)/193cm/MB
17 高梨健太(WD名古屋)/189cm/OH
19 大塚達宣(早稲田大3年)/194cm/OH
20 山本智大(堺)/171cm/L
21 髙橋 藍(日本体大2年)/188cm/OH
24 小川智大(WD名古屋)/176cm/L
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