令和3年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の宮城県予選男女最終日が大崎市田尻総合体育館で6月7日(月)に行われ、男子は仙台商(3年ぶり12回目)、女子は古川学園(16大会連続41回目)が優勝を飾り、本戦出場を決めた。
インターハイ宮城県予選
■男子決勝結果
仙台商 2-0 東北
(25-16,25-22)
優勝/仙台商、準優勝/東北、3位/古川工、4位/東陵
<仙台商のエース山元(写真中央)のバックアタック>
男子は昨年度の春高出場を果たした仙台商が失セット0で優勝。エースの山元快太を軸に据えながら、セッターの早坂奏之介が多彩な攻撃を組み立て、決勝ではライバルの東北と競り合う場面があったものの、最後は攻守で上回った。アンダーエイジカテゴリーの男子日本代表候補にも名を連ね、高校世代をリードするハイジャンパーの山元にとっては自身の高校生活初のインターハイとなる。
■女子決勝結果
古川学園 2-0 利府
(25-19,26-24)
優勝/古川学園、準優勝/利府、3位/仙台商、4位/尚絅学院
<古川学園の司令塔、熊谷>
女子は古川学園が今年度最初の全国大会の切符を獲得し、名門校の歴史をつないだ。春高準優勝(2019年度)&ベスト4(2020年度)の成績を収めたこれまでとは打って変わり、全体的にサイズダウンしたが、2年生セッターの熊谷仁依奈がチームを操り、キャプテンの鈴木玲香や身長195センチのドミニカ共和国出身タピア・アロンドラが得点を重ねた。利府は敗れたが、第2セットでは粘りから勢いを生み出し、セット終盤まで肉薄した。