アルゼンチンに敗れ4敗目 ネーションズリーグ男子
- 日本代表
- 2021.06.12
ネーションズリーグ男子予選ラウンドはリミニ(イタリア)で6月11日(金)、予選9日目が行われ、日本はアルゼンチンに1-3で敗れた。通算成績は5勝4敗。この試合の前後で日本のFIVBランキングは8位から10位へと下がり、アルゼンチンは11位で変わらず。(写真:FIVB)
■ネーションズリーグ2021男子
第9日目
日本(5勝4敗・8位) 1-3 アルゼンチン(4勝5敗・12位)
(32-30,16-25,18-25,21-25)
日本のスターティングメンバー:大塚、山内、清水、福澤、髙橋(健)、関田、リベロ小川
第1セット序盤、日本は清水、大塚らのスパイクで得点を重ね、11-5とリードを広げる。しかし終盤、アルゼンチンに5連続得点を奪われ追いつかれると、21-23と逆転される。追い詰められた日本は、山内のブロック、大塚のスパイクで23-23と追いつきジュースに突入。お互いに一歩も譲らない展開が続くも、最後は福澤がスパイクを決めて32-30でセットを先取する。
第2セットは序盤からアルゼンチンにスパイクを決められ4-8とリードを許す。日本は大塚のスパイク、ブロックを含む4連続得点で8-8と追いつくも、アルゼンチンのオポジット、ペレイラに連続でスパイクを決められ9-13と点差を広げられ、そのままセットを奪い返される。続く第3セットも、アルゼンチンはセッターのデセッコがスパイカー陣を巧みに操って得点を重ねる一方、日本は要所でのミスもあってセットを連取され、後がなくなった。
第4セット序盤、大塚、山内がスパイクを決め5-5と一進一退の展開が続くも、アルゼンチンはサービスエースを含む2度の3連続得点で7-11とリードを広げ、このセットも優位に試合を進める。日本は途中出場の大竹がスパイクで奮闘するも、終盤に4連続得点を奪われ、21-25でセットを落とし、4敗目を喫した。
試合後、大塚は「1セット目にジュースの展開から取りきれたのが自分たちのバレースタイルだと思う。それを継続してできなかったのが敗因」と語った。
■次戦(予選ラウンド第10戦)
現地時間6月15日(火)15:00(日本時間15日22:00)
対戦相手:ドイツ(FIVBランキング14位/11日時点)
■男子日本代表6月11日(金)アルゼンチン戦の出場14選手
※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター OP=オポジット MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ
<背番号/名前(所属)/身長/ポジション>
1 清水邦広(パナソニック)/193cm/OP
2 小野寺太志(JT広島)/201cm/MB
3 藤井直伸(東レ)/183cm/S
4 大竹壱青(パナソニック)/201cm/OP
5 福澤達哉(パナソニック)/189cm/OH
6 山内晶大(パナソニック)/204cm/MB
12 関田誠大(堺)/175cm/S
14 石川祐希(パワーバレー・ミラノ)/191cm/OH ※主将
15 李 博(東レ)/193cm/MB
16 髙橋健太郎(東レ)/201cm/MB
19 大塚達宣(早稲田大3年)/194cm/OH
20 山本智大(堺)/171cm/L
21 髙橋 藍(日本体大2年)/188cm/OH
24 小川智大(WD名古屋)/176cm/L
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