ネーションズリーグ男子予選ラウンドはリミニ(イタリア)で6月10日(木)日本時間11日(金)、予選8日目が行われ、日本はイタリアにフルセットで勝利した。通算成績は5勝3敗。(写真:FIVB)
■ネーションズリーグ2021男子
第8日目
日本(5勝3敗・8位) 3-2 イタリア(3勝5敗・11位)
(21-25,25-22,22-25,25-15,15-9)
日本のスターティングメンバー:小野寺、藤井、石川、李、大塚、髙橋(藍)、リベロ山本
第1セットは7-8からイタリアが3連続得点で流れを引き寄せ、フランチェスコ・レチネやマティア・ボットロのアタックでリードを広げる。日本は13-20から相手ミスや小野寺太志のサービスエースなどで4連続得点をあげるも追いつけず、イタリアがセットを先取する。
第2セットは序盤で日本が連続得点をあげて先行する展開。石川が中心となって得点を重ねた日本はセットカウントをタイに戻したが、続く第3セットはサイドアウトの応酬の末に最後は20-23からイタリアに連続得点を許し、王手をかけられる。
第4セット序盤、イタリアがレチネのアタックやボットロのサービスエースで2-5とリードを奪ったが、日本はオポジットに入っている大塚達宣や髙橋藍のアタックで逆転に成功すると、14-12からは5連続得点とし、大差でセットを奪い返す。
最終第5セットは山内晶大のクイックをまじえながら攻撃を展開した日本が徐々にリードを広げて、13-8からは李博がサービスエースを決めてマッチポイントに到達。イタリアのタイムアウト明けにサイドアウトを許したが、最後は石川がアタックを決めて、フルセットの勝利を収めた。李は試合後「ミーティングで、今週の3試合は絶対に勝利すると話していた。2連勝できたことは、ほっとしている」とコメントした。
FIVBランキングはこの試合の前後で変わらず、日本が8位、イタリアは9位となっている。大会順位は、日本は5勝3敗の8位、イタリアは3勝5敗で11位。
■次戦(予選ラウンド第8戦)
現地時間6月11日(金)13:00(日本時間11日20:00)
対戦相手:アルゼンチン(FIVBランキング11位/11日時点)
■男子日本代表6月10日(木)イタリア戦の出場14選手
※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター OP=オポジット MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ
<背番号/名前(所属)/身長/ポジション>
1 清水邦広(パナソニック)/193cm/OP
2 小野寺太志(JT広島)/201cm/MB
3 藤井直伸(東レ)/183cm/S
5 福澤達哉(パナソニック)/189cm/OH
6 山内晶大(パナソニック)/204cm/MB
12 関田誠大(堺)/175cm/S
14 石川祐希(パワーバレー・ミラノ)/191cm/OH ※主将
15 李 博(東レ)/193cm/MB
16 髙橋健太郎(東レ)/201cm/MB
17 高梨健太(WD名古屋)/189cm/OH
19 大塚達宣(早稲田大3年)/194cm/OH
20 山本智大(堺)/171cm/L
21 髙橋 藍(日本体大2年)/188cm/OH
24 小川智大(WD名古屋)/176cm/L