ネーションズリーグ女子予選ラウンドはリミニ(イタリア)で6月12日(土)に10日目が行われ、日本はトルコに3-1で勝利した。通算成績は8勝2敗。この試合の前後で日本のFIVBランキングは5位から4位へと上がり、トルコは4位から5位へと下がっている。(写真:FIVB)
■ネーションズリーグ2021女子
10日目
日本(8勝2敗・3位) 3-1 トルコ(8勝2敗・4位)
(25-17,25-20,17-25,25-19)
日本のスターティングメンバー:石川、荒木、黒後、古賀、島村、籾井、リベロ小幡
第1セット序盤は一進一退。その後、石川のサーブで相手を崩し、切り返しを黒後が決めるなど4連続得点で12-9とリードを奪い、さらに古賀、荒木らがスパイクを決め25-17で先取する。第2セットも7-6から籾井のサーブからチャンスを作り、黒後、石川らがスパイクを決めるなど5連続得点で11-6とリードを広げ、その勢いのままセットを連取した。
第3セットは序盤、トルコにスパイクを連続で決められ4連続失点。その後も相手のブロックポイントや日本のミスが重なり、4-11とリードされる。荒木のブロックや古賀のスパイクで追い上げたが17-25でセットを奪い返される。
第4セット、スタートから島村のブロード攻撃、籾井のブロックなどで連続得点を重ね9-4と先行すると、中盤にも古賀、石川のスパイクが決まり、最後は相手のスパイクミスで勝利を収めた。
島村は試合後、「みんながタフに動けていた点が勝因だと思う。(アメリカ戦に向けては)私たちはチャレンジャーとして、アメリカにどれだけ自分の力が通用するか、楽しみにしながら臨みたい」と語った。
■次戦(予選ラウンド第11戦)
現地時間6月13日(日)12:00(日本時間19:00)
対戦相手:アメリカ(FIVBランキング1位/13日時点) 【10勝0敗・1位】
■女子日本代表現地6月12日 トルコ戦の出場14選手
※表記はOH=アウトサイドヒッター OP=オポジット MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ
<背番号/名前(所属)/身長/ポジション>
1 黒後 愛(東レ)/180cm/OH
2 古賀紗理那(NEC)/180cm/OH
3 島村春世(NEC)/182cm/MB
5 荒木絵里香(トヨタ車体)/186cm/MB ※主将
7 石井優希(久光)/180cm/OH
8 石川真佑(東レ)/173cm/OH
9 田代佳奈美(デンソー)/173cm/S
10 芥川愛加(JT)/180cm/MB
11 鍋谷友理枝(デンソー)/176cm/OH
13 奥村麻依(デンソー)/177cm/MB
14 小幡真子(JT)/164cm/L
15 井上琴絵(デンソー)/163cm/L
19 山田二千華(NEC)/184cm/MB
24 籾井あき(JT)/176cm/S
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