ネーションズリーグ男子予選ラウンドはリミニ(イタリア)で6月15日(火)に10日目が行われ、日本はドイツに3-0のストレートで勝利した。通算成績は6勝4敗。この試合の前後で日本のFIVBランキングは10位から7位へと上がり、ドイツは14位から15位へと下がっている。(写真:FIVB)
■ネーションズリーグ2021男子
第10日目
日本(6勝4敗・7位) 3-0 ドイツ(4勝6敗・11位)
(25-18,25-22,25-20)
日本のスターティングメンバー:石川、山内、清水、髙橋(藍)、小野寺、関田、リベロ山本
第1セット序盤、お互いに点を取り合うも5-7の場面から髙橋(藍)と清水のスパイク、石川の2連続サービスエースで4連続得点を奪い9-7と逆転に成功。その後も石川、清水のスパイク、山内のクイックで連続得点を重ね、セットを先取する。
第2セット、スタートから石川のスパイクを含む3連続得点、髙橋(藍)や清水のスパイクを含む4連続得点で7-1とリードを広げる。ドイツもスパイクやサービスエースで3連続得点を奪って、追い上げるも、終始リードを保った日本がセットを連取する。
第3セット序盤、スパイクを決め合うシーソーゲームの展開が続くが、9-9からドイツのサービスエースやスパイクで3連続失点、9-12とリードされる。日本は中盤に小野寺のクイック、清水のスパイクなど3連続得点で14-14と追いつき、終盤には石川のスパイクや山内のサービスエースで得点を重ねてセットを奪い、6勝目を挙げた。
試合後、石川は「サイドアウトが取りきれており、トランジションでも得点できていたことが勝因。VNLも後半に入り(3連戦の)初戦を3-0で勝ち切れたことは次につながる。集中力を切らさずに戦えたことは自信につながると思う。(次戦のポーランドは)どの選手が出場しても強く、安定したプレーをしてくるが、僕たちもサイドアウトをしっかりとって、日本の持ち味であるディフェンスから流れを作っていきたい」と語った。
■次戦(予選ラウンド第11戦)
現地時間6月16日(水)15:00(日本時間16日22:00)
対戦相手:ポーランド(FIVBランキング2位/16日時点)
■男子日本代表6月15日(火)ドイツ戦の出場14選手
※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター OP=オポジット MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ
<背番号/名前(所属)/身長/ポジション>
1 清水邦広(パナソニック)/193cm/OP
2 小野寺太志(JT広島)/201cm/MB
5 福澤達哉(パナソニック)/189cm/OH
6 山内晶大(パナソニック)/204cm/MB
12 関田誠大(堺)/175cm/S
13 大宅真樹(サントリー)/178cm/S
14 石川祐希(パワーバレー・ミラノ)/191cm/OH ※主将
15 李 博(東レ)/193cm/MB
16 髙橋健太郎(東レ)/201cm/MB
17 高梨健太(WD名古屋)/189cm/OH
19 大塚達宣(早稲田大3年)/194cm/OH
20 山本智大(堺)/171cm/L
21 髙橋 藍(日本体大2年)/188cm/OH
24 小川智大(WD名古屋)/176cm/L
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