ネーションズリーグ男子予選ラウンドはリミニ(イタリア)で6月16日(水)に11日目が行われ、日本はポーランドに0-3のストレートで敗れた。この試合では5月の紅白試合で右足首を負傷していた西田が今大会初めて途中出場しながらコートに立ち、バックアタックで2得点と回復の兆しを見せた。(写真:FIVB)
■ネーションズリーグ2021男子
11日目
日本(6勝5敗・7位) 0-3 ポーランド(9勝2敗・2位)
(14-25,18-25,19-25)
日本のスターティングメンバー:髙橋(健)、関田、高梨、李、大塚、福澤、リベロ小川
第1セット、お互いに点を取り合った4-4の場面から3本のスパイクミスを含む4連続失点で4-8とリードを広げられる。髙橋(健)や大塚がスパイクを決めたが、サーブミスが重なりリズムを作ることができず、14-25と大差でセットを先取される。
第2セット、序盤からポーランドのトマシュ・フォルナルにスパイクを決められ4-8とリードされる。日本も李、高梨、大塚がスパイクを決め3連続得点を奪って8-9と追い上げるも、ポーランドのオポジット、マチェイ・ムザイのスパイクとブロックで得点を重ねられ9-15と点差を広げられると、そのまま18-25と連取される。
第3セット、日本は高梨のスパイク、3セット目からコートに立つ山内のクイックで得点を重ねる。しかしポーランドのフォルナルにサーブで崩され3連続失点、その後も中盤に失点が重なり9-15とリードされる。日本は途中出場の西田、大塚、高梨のスパイクを含む4連続得点で13-15と追い上げるも、それ以降ポーランドのムザイらにスパイクを決められ、このセットも19-25で奪われ5敗目を喫した。
試合後、高梨は「ポーランドの強いサーブにしっかり対応しようと臨んだが、自分たちのやりたいバレーができなかったことが敗因。(次戦のカナダ戦に向けては)僕たちのやりたいバレーを展開すれば、おもしろくなるのではないかと思う」と語った。
■次戦(予選ラウンド第12戦)
現地時間6月17日(木)13:00(日本時間17日20:00)
対戦相手:カナダ(大会順位13位・FIVBランキング12位/17日時点)
■男子日本代表6月16日(水)ポーランド戦の出場14選手
※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター OP=オポジット MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ
<背番号/名前(所属)/身長/ポジション>
4 大竹壱青(パナソニック)/201cm/OP
5 福澤達哉(パナソニック)/189cm/OH
6 山内晶大(パナソニック)/204cm/MB
11 西田有志(ジェイテクト)/186cm/OP
12 関田誠大(堺)/175cm/S
13 大宅真樹(サントリー)/178cm/S
14 石川祐希(パワーバレー・ミラノ)/191cm/OH ※主将
15 李 博(東レ)/193cm/MB
16 髙橋健太郎(東レ)/201cm/MB
17 高梨健太(WD名古屋)/189cm/OH
19 大塚達宣(早稲田大3年)/194cm/OH
20 山本智大(堺)/171cm/L
21 髙橋 藍(日本体大2年)/188cm/OH
24 小川智大(WD名古屋)/176cm/L
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