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春高2025

福澤達哉選手のタテヨココネクション

  • SV男子
  • 2021.06.17

 Vリーグの舞台で活躍する選手たちの先輩後輩のタテのつながりや同級生などのヨコのつながりなどを振り返っていく企画「Vリーガーのタテヨココネクション」。前回登場したパナソニックパンサーズの清水邦広選手の盟友とも言える福澤達哉選手のつながりをお届けする。

 

 

 福澤は京都府京都市の出身で高校は地元の洛南高へと進学。1年生時に出場した第34回春高バレーでは月刊バレーボールが選ぶ大会ベスト6に、清水とともに選ばれている。このころの最高到達点はすでに345cmだったというので驚きだ(清水は335cm)。2年生で出場した2003年の長崎インターハイでは2回戦で佐世保南高(長崎)と対戦。佐世保南高には同学年にセッターの重村健太(WD名古屋スタッフ)、1学年上には現在パナソニックでチームメイトの永野健がエースとして活躍していた。試合は佐世保南高がフルセットで勝利し、この大会で準優勝した。また前回も触れたが、2004年中国インターハイでは清水率いる福井工大附福井高(福井)と準々決勝で対戦し、フルセットで洛南高が勝利した。

 

手前左端#5が福澤。右端が永野

 

洛南高時代の福澤達哉(#5)

 

 現在、福澤は日本代表としてネーションズリーグを戦っているが、チームメイトには同じ洛南高出身の大塚達宣(早稲田大3年)がいる。大塚は20歳で福澤は34歳と、一回り以上年下の後輩だ。以前日本代表のトークイベントで、同じ出身校ということで後輩をイジりつつ可愛がっている様子も見られた。また大塚はパンサーズジュニアの出身ということもあり、高校の後輩というだけではなく、パンサーズの後輩とも言える。

 

洛南高の後輩、大塚(#15)との歳の差は、なんと14歳

 

 洛南高を卒業した福澤は中央大に進学。同大学には3学年上に平沢徹(富士通スタッフ)、幡司一貴(元豊田合成)らがいた。またインターハイで対戦した重村とは中央大でチームメイトとなった。1学年下には内藤和也(元堺)、2学年下には山本拓矢(パナソニックスタッフ)、高橋賢(元サントリー)、3学年下には千々木駿介(堺)、白岩直也(WD名古屋)、岡村義郎(富士通)、高橋駿(姫路コーチ)などがいた。福澤と在学した時代は重なっていないが、中央大の4学年下には現在チームメイトの渡辺奏吾がいた。また6学年上の先輩には松本慶彦(堺)もいる。今もなお同じVリーグの第一線で共に活躍していることは驚きだ。

 

中央大時代の福澤(#1)。高橋(左端)と千々木(左から2番目)の姿も

 

 4年生時の2008年全日本インカレには主将として臨み、準決勝で清水率いる東海大と対戦し、フルセットの末敗れた。翌日の3位決定戦は順天堂大と対戦し、再びフルセットにもつれ込んだが今度は勝利し3位で大会を終えた。当時の順天堂大は福澤と同学年の4年生に小野澤裕太(元FC東京)、3年生に今村駿(トヨタ車体コーチ)、2年生に渡辺俊介(ヴォレアス)らがいた。

 

小野澤(#1)、今村駿(#15)、渡辺俊介(#25)らのいた順天堂大と3位決定戦で対戦した

 

 以上、ここまで福澤のつながりのごく一部を挙げただけだが、現在のVリーグにも多くの選手たちとのつながりが見える。他にもどのようなつながりがあるか探してみてほしい。

 

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