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春高2025

東レアローズ石川真佑選手のタテヨココネクション

  • SV女子
  • 2021.06.19

 Vリーグの舞台で活躍する選手たちの先輩後輩のタテのつながりや同級生などのヨコのつながりなどを振り返っていく企画「Vリーガーのタテヨココネクション」。今回は東レアローズ石川真佑選手のつながりをお送りする。

 

【写真】中学、高校時代のフォトギャラリー

 

 石川は愛知県出身で中学校は長野県の裾花中に進学。3年生時の第45回全日本中学校選手権大会で優勝しており、決勝で戦った北沢中(東京)には同学年の仁井田桃子(埼玉上尾)がいた。

 

裾花中時代の石川真佑(東レ)

 

全中決勝で対戦した北沢中時代の仁井田桃子(埼玉上尾)

 

 高校は多くのVリーガーや日本代表選手を輩出している下北沢成徳高(東京)に進んだ。1学年上には黒後愛(東レ)、山口(埼玉上尾)らがおり、同学年には全中決勝で戦った仁井田やVリーグでも同じチームとなった大崎琴未、野呂加南子(共に東レ)らがおり、1学年下には宮地佳乃(姫路)がいた。3年生時、2018年の東海インターハイ(三重県)では優勝しており、決勝では西川有喜(JT)、曽我啓菜(NEC)、水杉玲奈(東レ)らがいた金蘭会高と対戦した。また2回戦で対戦した古川学園(宮城)には鴫原ひなた(トヨタ車体)、吉田あゆみ(NEC)らが在籍していた。

 

JTの西川(#1)やNECの曽我(#5)らのいた金蘭会高


下北沢成徳高時代の石川真佑(東レ)

 

 国体も制し三冠を目指した2019年の春高準決勝で対戦したのは東九州龍谷高(大分)だった。同学年の平山詩嫣(久光)、合屋咲希(PFU)、梅津憂里(KUROBE)らと戦い、フルセットの末敗れ3位で大会を終えた。

#1梅津憂里(KUROBE)、#2平山詩嫣(久光)らのいた東九州龍谷高

 

 またU20日本代表にも選出されており、同年の7月にメキシコで行われた第20回女子U20世界選手権では主将としてチームを引っ張った。石川は大会MVPとセカンドベストアウトサイドヒッターに選ばれる活躍。ちなみに同大会でベストアウトサイドヒッターに選出されたのは、春高前の月バレ誌面でライバルに挙げていた曽我だった。他にもそれまでライバルだった平山、西川、水杉ら多くの選手たちとチームメイトとして戦い、見事初優勝を勝ち取ったのだった。

 

初優勝を果たしたU20日本代表

 

 石川と同年代の選手たちがVリーグの各チームでも活躍している。ここで紹介したつながりはごく一部。選手のプロフィールなどから探してみてはいかがだろうか。

 

【過去シリーズ】

Vリーガーのタテヨココネクション【NECレッドロケッツ古賀紗理那選手編】

Vリーガーのタテヨココネクション【東レアローズ黒後愛選手編】

Vリーガーのタテヨココネクション【久光スプリングス長岡望悠選手編】

Vリーガーのタテヨココネクション【久光スプリングス石井優希選手編】

 

【次ページ】中学、高校時代のフォトギャラリー

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