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春高2025

島村春世が13得点の活躍を見せドイツに勝利 ネーションズリーグ女子

  • 女子日本代表
  • 2021.06.20

 ネーションズリーグ女子予選ラウンドはリミニ(イタリア)で6月19日(土)に予選14日目が行われ、日本はドイツに3-1で勝利し、ファイナルラウンド進出を確定させた。通算成績は11勝3敗。(写真:FIVB)

 

■ネーションズリーグ2021女子

14日目

日本(11勝3敗・4位) 3-1 ドイツ(5勝9敗・10位)

(25-23,19-25,26-24,25-15)

 

日本のスターティングメンバー:石川、山田、黒後、古賀、島村、籾井、リベロ小幡

 

 第1セット序盤、古賀、黒後のスパイク、島村のブロード攻撃などで9-5とリードする。その直後からドイツの高いブロックに捕まり5連続失点を喫するも、中盤、石川のパイプ攻撃などで再びリードに成功。終盤にまたもブロックに捕まり23-23の同点としたものの、最後はドイツのミスが続き、セットを先取した。

 

 第2セットはドイツがカミラ・バイツェルのクイック、ヤナ・ポルのサービスエースなどで得点を重ね、序盤からリードする展開。中盤では島村のブロード攻撃、古賀のサービスエース2本を含む5連続得点で逆転した日本だったが、終盤にかけてリナ・アルスマイヤーの攻撃などで再逆転を許すと同時に、サーブレシーブが乱れてリズムに乗れず、セットを落とした。

 

 第3セットは中盤まで一進一退の攻防が続き、ハナ・オルトマンのサービスエースなどでドイツがリードを奪う。それでも日本は連続得点を重ねて逆転。24-22と先にセットポイントに到達し、そこからポルのサービスエースなどでドイツに同点とされるものの、古賀のスパイクと山田のサービスエースでこのセットを奪った。

 

 第4セットは古賀、島村のサーブなどが決まり序盤からリズムをつかむと、12-5と大きくリードする展開となる。その後はドイツのミスも続き、リードを大きく広げて、25-15でセットを獲得し、この勝ち星でファイナルラウンド進出を決めた。

 

 13得点の活躍を見せた島村は試合後、「数字に表れない小さなミスが多く、相手のミスに助けられた試合展開でした。3位か4位のどちらになるかで、ファイナルラウンド初戦で1位のアメリカと戦うかが決まるので、この一戦はとにかく3ポイントを取って勝ちたいという気持ちがありました」と振り返った。

 

■次戦(予選ラウンド第15戦)

現地時間6月20日(土)15:00(日本時間22:00)

対戦相手:セルビア(大会順位11位、FIVBランキング12位/19日時点)

 

■女子日本代表6月19日(土)ドイツ戦の出場14選手

※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター OP=オポジット MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ

<背番号/名前(所属)/身長/ポジション>

1 黒後 愛(東レ)/180cm/OH

2 古賀紗理那(NEC)/180cm/OH

3 島村春世(NEC)/182cm/MB

5 荒木絵里香(トヨタ車体)/186cm/MB ※主将

7 石井優希(久光)/180cm/OH

8 石川真佑(東レ)/173cm/OH

9 田代佳奈美(デンソー)/173cm/S

11 鍋谷友理枝(デンソー)/176cm/OH

13 奥村麻依(デンソー)/177cm/MB

14 小幡真子(JT)/164cm/L

15 井上琴絵(デンソー)/163cm/L

19 山田二千華(NEC)/184cm/MB

21 林 琴奈(JT)/173cm/OH

24 籾井あき(JT)/176cm/S

 

 

 

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