アメリカに敗れ予選ラウンド11位で大会終了 ネーションズリーグ男子
- 男子日本代表
- 2021.06.24
ネーションズリーグ男子予選ラウンドはリミニ(イタリア)で6月23日(水)に最終15日目が行われ、日本はアメリカに0-3のストレートで敗戦した。この結果、通算成績は7勝8敗。11位で大会を終えた。(写真:FIVB)
■ネーションズリーグ2021男子 予選ラウンド
最終15日目
日本(7勝8敗・11位) 0-3 アメリカ(8勝7敗・7位)
(21-25,23-25,20-25)
日本のスターティングメンバー:髙橋(藍)、小野寺、関田、石川、山内、西田、リベロ山本
第1セット序盤、石川のスパイクとサービスエースを含む4連続得点で8-4とリードするも、中盤にアメリカのギャレット・ムアグトゥティアに連続でスパイクを決められるなど4連続得点を奪われ、16-16で同点に追いつかれる。日本は石川や小野寺のスパイクで得点するも、終盤にマイカ・クリステンソンのサーブから3連続失点で18-20とリードされ、そのまま21-25でセットを先取される。
第2セット、4-2から5連続失点で4-7と逆転を許す。日本は石川や髙橋(藍)のスパイクで徐々に点差を縮めると、髙橋(藍)のサービスエースで17-17と追いつき、その後3連続得点で21-20と逆転に成功する。しかし、23-22からサーブで崩され失点すると、最後はクリステンソンにサービスエースを決められ23-25でセットを連取される。
第3セット、髙橋(藍)のサーブで相手を崩し、小野寺や石川のスパイクで4-0と好スタートを切るも、直後にアメリカに5連続得点を奪われ逆転されると、その後もスパイクやブロックを決められ6-9とリードされる。日本は中盤に石川や西田がスパイクで得点を重ね、16-16で追いつくも、終盤にはマシュー・アンダーソンにスパイクを決められ、20点以降も連続得点を奪われてセット落とし、ストレートでアメリカに敗れた。
石川は試合後、「3セットとも前半から中盤のゲームメイク、試合運びは悪くなかったが、中盤から後半にかけて失点やミスがあり、大事な1点が取れず、最後に負けるという展開だった。(ネーションズリーグを終えて)勝たなければいけない試合に負けてしまい、非常に危機感を持っている。若い選手、国際経験が初めての選手にとってはとてもいい経験になった。このあとオリンピックが控えているので、また新たに準備していきたいと思う」とコメントした。
予選ラウンド順位(上位4チームがファイナルラウンド進出チーム)
順位 |
チーム |
勝敗 |
ポイント |
1 |
ブラジル |
13勝2敗 |
38 |
2 |
ポーランド |
12勝3敗 |
37 |
3 |
スロベニア |
12勝3敗 |
34 |
4 |
フランス |
11勝4敗 |
34 |
5 |
ロシア |
11勝4敗 |
34 |
6 |
セルビア |
10勝5敗 |
28 |
7 |
アメリカ |
8勝7敗 |
24 |
8 |
カナダ |
7勝8敗 |
21 |
9 |
アルゼンチン |
7勝8敗 |
20 |
10 |
イタリア |
7勝8敗 |
19 |
11 |
日本 |
7勝8敗 |
19 |
12 |
イラン |
5勝10敗 |
18 |
13 |
ドイツ |
4勝11敗 |
14 |
14 |
オランダ |
3勝12敗 |
11 |
15 |
ブルガリア |
2勝13敗 |
7 |
16 |
オーストラリア |
1勝14敗 |
2 |
※勝敗、ポイントが同じ場合は、セット率などで順位が決定している
■男子日本代表6月23日(水)アメリカ戦の出場14選手
※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター OP=オポジット MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ
<背番号/名前(所属)/身長/ポジション>
1 清水邦広(パナソニック)/193cm/OP
2 小野寺太志(JT広島)/201cm/MB
3 藤井直伸(東レ)/183cm/S
6 山内晶大(パナソニック)/204cm/MB
11 西田有志(ジェイテクト)/186cm/OP
12 関田誠大(堺)/175cm/S
13 大宅真樹(サントリー)/178cm/S
14 石川祐希(パワーバレー・ミラノ)/191cm/OH ※主将
15 李 博(東レ)/193cm/MB
17 高梨健太(WD名古屋)/189cm/OH
19 大塚達宣(早稲田大3年)/194cm/OH
20 山本智大(堺)/171cm/L
21 髙橋 藍(日本体大2年)/188cm/OH
24 小川智大(WD名古屋)/176cm/L
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