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春高2025

エース高橋慶帆擁する習志野が2大会ぶりの優勝 敬愛学園は2大会連続V【インターハイ千葉予選】

  • 学生
  • 2021.06.29

 令和3年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の千葉県予選最終日が6月26日(土)に東金アリーナ(千葉)で行われ、男子は習志野が2大会ぶり36回目、女子は敬愛学園が2大会連続16回目の本戦出場を決めた。

 

【写真】インターハイ千葉県予選フォトギャラリー&トーナメント表

 

男子優勝の習志野

 

 男子は、身長190㎝台と180㎝台後半の選手が2人ずつコートに立つ習志野が、高さで圧倒した。決勝は東京学館船橋と対戦。習志野は第1セット、195㎝の小田周平のブロックで1点目を決めると、189㎝の藤井海嘉が連続サービスエース。その後はサイドアウトを取り合ったが、今季ミドルブロッカーからアウトサイドヒッターに転向した193㎝の高橋慶帆が前衛後衛を問わずスパイクを決め、4連続得点。15-9とリードを広げた。さらに、高橋のバックアタックや小田のサウスポーから繰り出すスパイクで得点を重ね、セットを先取した。

 

 第2セットは高橋のブロックでスタート。序盤から試合を優位に進め、平山大陸キャプテンの躍動感あるスパイクなどでさらに点差を広げた。その後も小田がクイックやブロックを要所で決め、セットを連取した。

 

 5月の関東大会予選準決勝で習志野にストレート勝ちした東京学館船橋は、田中智也を中心にスパイクを打ち込んだが、習志野の高い壁に阻まれた。

 

<男子試合結果(準決勝、決勝)>

【決勝】

習志野高 2-0 東京学館船橋高

(25-16,25-14)

 

【準決勝】

習志野高 2-0 市立船橋高

(25-22,25-10)

東京学館船橋高 2-1 八千代松蔭高

(26-24,22-25,25-18)

 

ミドルブロッカーからアウトサイドヒッターに転向した高橋慶帆(習志野)

 

高橋慶帆(習志野)

「今まで頑張ってきたことが結果につながってうれしいです。勝負どころで打ちきれませんでしたが、武器であるブロックで仕留められてよかったです。インターハイでは一つでも多く勝ち進めるように頑張っていきます」

 

藤井海嘉(習志野)

「今日のプレーは100点満点ではないですが、みんなのおかげで力が引き上げられたので、感謝しています。(脱臼し、固定しながらプレーしていた右手の薬指と小指は)アドレナリンで痛くなかったです。インターハイでは持ち味の速いスイングで、相手のブロックを弾き飛ばしていきたいです」

 

女子優勝の敬愛学園

 

 女子は梅川愛邑理キャプテンの活躍が光った敬愛学園が、ストレート勝ちで本戦出場を決めた。第1セット序盤は習志野の髙橋美都、石川佳奈のスパイクなどでリードを許したが、石毛萌、梅川のスパイクとブロックが決まり、3連続得点をあげ、11-10と逆転。その後も一進一退の展開が続いたが、20-18から西村のこのセット2本目となるサービスエースが決まるなど、5連続得点でセットを先取した。

 

 第2セットは序盤から互いに点を取り合い、中盤には習志野の石川の連続得点で17-17と追いつかれた。しかし、そこから石毛の活躍もあり、6連続得点で突き放し、セットを連取した。

 

<女子試合結果(準決勝、決勝)>

【決勝】

敬愛学園高 2-0 習志野高

(25-18,25-21)

 

【準決勝】

敬愛学園高 2-0 市立船橋高

(25-20,25-21)

習志野高 2-0 植草学園大附高

(25-21,25-23)

 

梅川愛邑理キャプテン(敬愛学園)

「支えてくれた人への感謝の気持ちをプレーで表さないといけないと思っていたので、それができてよかったです。下級生が多くコートに立っている分、3年生の自分がチームを引っ張っていく声掛けをしないといけないと思います。日本一という目標があるので、インターハイは出場するだけではなく、何か得られるような大会にしたいです」

 

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