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女子日本代表 ケニアとの初戦を飾るも古賀が負傷退場

【写真:FIVB】

 

 東京2020オリンピックのバレーボール競技は7月24日(土)に有明アリーナ(東京都江東区)で開幕。女子日本代表は25日(日)にケニアとの初戦を迎え、3-0のストレートで勝利した。

 

■東京2020オリンピック 女子予選ラウンドA組

 

日本(1勝) 3-0 ケニア(1敗)

(25-15,25-11,25-23)

 

日本のスターティングメンバー:石川、島村、黒後、古賀、荒木、籾井、リベロ小幡

 

 第1セットまず、日本は黒後がライトからチーム初得点を挙げるも、ケニアのS.キプロノらにスパイクを決められ1-4とリードされる。4-6から古賀のスパイクと荒木のブロックで得点を奪うと、相手のミスも重なり6連続得点で9-6と逆転する。その後も荒木のブロックや石川のサービスエースなどを含む8連続得点で21-11と突き放し、25-15でセットを先取する。

 

 第2セット序盤、荒木のブロックポイントから4連続得点で6-2とリード。中盤、ケニアのキャプテンM.モイムにスパイクを決められるが、島村のスパイクや黒後のバックアタックなどで4連続得点。20-10とリードを広げ、主導権を渡すことなく25-11でセットを連取した。

 

 第3セットも序盤から石川、黒後のスパイクが連続で決まり5-2と優位に試合を進めるが、10-8の場面で古賀が右足を負傷するアクシデント。石井と交代し退場した。嫌な流れを断ち切ることができない日本は、ケニアに4連続失点を許し10-11と逆転される。その後も終盤までリードを奪うことができず21-23と苦しい展開が続く。追いつきたい日本は石川や黒後らの3連続得点で24-23と逆転に成功。最後は相手のミスで25点目、ストレートで勝利した。

 

 

【写真:FIVB】

 

中田久美監督コメント

初戦の緊張感、空気感。硬さが目立った。そのなかで勝ち切れたことはよかったが、課題の残る試合だった。日本のサイド攻撃にどこのチームもマークしてくるので、ミドルの使い方を工夫しないといけない。古賀の状態はまだはわからないが、(試合を通して)何が起こるかわからないし、もう一つ上の団結力、ここからスタートだという気持ちで、みんなで頑張りたいと思う。

 

石川真佑コメント

最後は苦しい展開だったが、これを次につなげていけたらいいなと思う。流れを作りたいと考えており、スパイクを決めていい流れをつくれたのではないかと思う。みんなが繋いでくれたボールだったので、決められてよかった。

 

■次戦 予選ラウンドA組第2戦

7月27日(火) 14時20分~(放送:NHK総合)

対戦相手: セルビア(FIVBランキング10位/26日時点)

 

 

 

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