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春高2025

インターハイ女子 予選を勝ち抜き就実、金蘭会らが決勝トーナメントへ

  • 高校生
  • 2021.07.29

 令和3年度全国高等学校総合体育大会(北信越インターハイ)女子大会の予選グループ戦と敗者復活戦が、7月28日(水)にいしかわ総合スポーツセンター、金沢市総合体育館(ともに石川)で行われた。

 

 

【写真:予選グループ戦フォトギャラリー】

 

 

就実(①が深澤つぐみ)

 

 

 昨年度の春高優勝校で、2年前のインターハイ優勝校でもある就実(岡山)は、初戦で共栄学園(東京)にストレート勝ち。第1セットは危なげなく奪ったが、第2セットは競り合う展開に。しかし、最後は深澤つぐみキャプテンの3連続得点で勝負を決めた。深澤は「ミスが全体的に多かったので修正したいです。3年生としてこの大会は最後で、国体、春高は開催されるかわかりません。優勝して金メダルを持って帰れるようにしたいです」と力強く語った。

 

 

下北沢成徳(②が田中麗子

 

 

 久しぶりに全国の舞台に臨む下北沢成徳(東京)は、予選グループ戦で開智(和歌山)と対戦し、ストレートで勝ち上がった。

 ミドルブロッカーの田中麗子は「久しぶりの全国大会で、正直緊張はあった。相手の対策はもちろん、自分たちの気持ちの入り方など、準備してきたことが発揮できない部分もあったので、決勝トーナメントでは最初から自分たちの力を発揮したい」と29日からの試合を見据えた。

 

 

金蘭会(⑤が上村)

 

 

 昨年度からメンバーが大きく入れ替わった金蘭会(大阪)は、下級生の活躍も光り快勝した。中でも、エースの吉武美佳と対角を組む1年生の上村杏菜は、バックアタックを決めるなど、パワフルなスパイクで得点を重ねた。上村は「中学2年生以来の全国大会で緊張しましたが、楽しんでやるしかないと思いました。今は何も気にせずプレーさせてもらっていますが、3年間でムラのないいいプレーができるようになりたい。(今大会の目標は)日本一です」と笑顔を見せた。

 

 

静岡県富士見(⑫が渡邉)

 

 

 静岡県富士見(静岡)は、第3セットに1年生の渡邉実羽香が大活躍。終盤まで地元の金沢商(石川)にリードを許したが、身長180㎝の高い打点からスパイクを決めるなど、5連続得点で逆転した。6月の東海総体からレギュラー入りした渡邉は、高校初の全国大会。「周りの声が聞こえないくらい緊張していました。でも、第1セットの途中から、それを忘れるくらい気持ちが入りました。先輩方が作った流れを切らさないように上がってきたトスを決めて、笑顔で終わりたいです」と意気込んだ。

 

 

 29日(木)は同会場にて、決勝トーナメント1、2回戦が行われる。

 

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大会名:令和3年度全国高等学校総合体育大会(北信越インターハイ)

会場:いしかわ総合スポーツセンター、金沢市総合体育館

日程:7月28日 女子予選グループ戦&敗者復活戦終了

   7月29日 女子決勝トーナメント 1・2回戦

   7月30日 女子決勝トーナメント 3・4回戦

   7月31日 女子決勝トーナメント 準決勝・決勝

   8月  3日 男子予選グループ戦&敗者復活戦

   8月  4日 男子決勝トーナメント 1・2回戦

   8月  5日 男子決勝トーナメント 3・4回戦

   8月  6日 男子決勝トーナメント準決勝・決勝

 

 

 

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