フルセットの末、韓国に敗れた女子日本代表【写真:FIVB】
東京2020オリンピックのバレーボール競技は有明アリーナ(東京都江東区)で7月31日(土)に女子予選ラウンド4日目が行われた。日本は韓国に2-3で敗れ、3敗目を喫した。
■東京2020オリンピック 女子予選ラウンドA組 4日目
日本(1勝3敗) 2-3 韓国(3勝1敗)
(19-25,25-19,22-25,25-15,14-16)
日本のスターティングメンバー:田代、石川、荒木、林、古賀、山田、リベロ小幡
初戦のケニア戦で足首を負傷した古賀が復帰し、スターティングメンバーとして出場したが、第1セットは韓国に7連続得点を奪われ3-9とリードされる立ち上がり。日本はセッターを田代から籾井に、オポジットを林から黒後に代えるが追いつくことはできず、19-25でセットを先取される。
第2セットはお互いに得点を取り合う展開。10-10から黒後がスパイクを決めると相手のミスも重なり13-10とリードする。終盤にも石川らのスパイクで連続得点を奪い、25-19でセットを奪い返した。
第3セットは22-22から韓国のキム・ヨン ギョンに3連続でスパイクを決められ落としたが、第4セットは古賀と石川を中心に得点を重ねて取り返し、勝負は最終セットへ。
その第5セットは古賀や石川、島村の攻撃で得点するが、韓国もキム・ヨン ギョンを中心に得点を重ねる。9-9から古賀の連続得点で11-9とリードし、14-12とマッチポイントを迎えたが、そこから4連続失点し14-16で逆転負けを喫した。
ケニア戦の負傷から復帰した古賀【写真:FIVB】
中田久美監督コメント
悔しい。みんな、ほんとうによく戦っていたと思う。古賀はこのオリンピックに懸けていたので、万全な状態ではないと思うが、試合に出してあげたかったし、本人もよく応えてくれたと思う。(ドミニカ共和国戦は)勝ちます、絶対。
古賀紗理那コメント
勝たないといけない試合だったので、悔しい。ケガした直後に処置していただいた方に感謝して、プレーで恩返ししたいと思っていた。(ドミニカ共和国戦は)勝つしかないので、しっかり勝ち切りたいと思う。
■女子グループA順位
1位 ブラジル 4勝0敗(勝点11) ☆
2位 セルビア 3勝1敗(勝点9) ☆
3位 韓国 3勝1敗(勝点7) ☆
4位 ドミニカ共和国 1勝3敗(勝点5)
5位 日本 1勝3敗(勝点4)
6位 ケニア 0勝4敗(勝点0)
☆は決勝トーナメント進出決定チーム
■次戦
8月2日(月) 19時40分~(放送:NHK BS1で19時30分~)
対戦相手: ドミニカ共和国(FIVBランキング7位/1日時点)
ライブ配信はこちら
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