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春高2025

女子日本代表 予選リーグ敗退 ドミニカ共和国に1-3で敗れる

  • 女子日本代表
  • 2021.08.03

 

予選ラウンド5位で大会を終えた女子日本代表【写真:FIVB】

 

 東京2020オリンピックのバレーボール競技は有明アリーナ(東京都江東区)で8月2日(月)に女子予選ラウンド5日目が行われ、日本はドミニカ共和国戦にセットカウント1-3で敗れ、4敗目を喫した。この結果、通算成績は1勝4敗のA組5位となり、予選ラウンド敗退が決まった。

 

 

■東京2020オリンピック 女子予選ラウンドA組  5日目

 

日本(1勝4敗) 1-3 ドミニカ共和国(2勝3敗)

(10-25,23-25,25-19,19-25)

 

日本のスターティングメンバー:石川、荒木、黒後、古賀、島村、籾井、リベロ小幡

 

 

 互いに1勝2敗で、勝者が決勝トーナメントに進出する大事な一戦だが、日本は序盤から苦しい展開。高さとパワーに勝るドミニカ共和国が、持ち味を発揮して第1セットを支配した。

 

 続く第2セットは、古賀のスパイクなどで徐々にリズムをつかんでが接戦に持ち込むが、要所で拾い、強打と見せかけて放つフェイントを決めるドミニカ共和国が競り勝ってセット連取。

 

 第3セットは動きの鈍った相手に日本が一矢報いるが、第4セットに入るとメンバーを入れ替え、勢いを取り戻したドミニカ共和国の高さを生かしたブロックがさく裂。コースを封じられた黒後らのスパイクはミスにつながり、押し切られる結末に。これで予選ラウンド1勝3敗となった日本の、決勝トーナメント進出の夢は絶たれた。

 

 

 

最後までチームを引っ張った主将の荒木【写真:FIVB】

 

 

 試合を終えた中田久美監督は、「この5年間、オリンピックでメダルを獲得することだけを考えてきたが、結果を残せなかったのは残念。選手たちは一生懸命頑張ってくれたと思う。今は、こういう大変な状況の中で、私たちに戦うチャンスをいただけたことに感謝の気持ちだけ」と語った。

 主将の荒木絵里香は、「このような結果で終わってしまって、悔しい気持ちでいっぱいです。けれども素晴らしい仲間と、この舞台で戦えたことは幸せだった。たくさんの方の、協力とサポートがあって、オリンピックを開催してもらい、戦わせてもらったことに感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。

 

 

女子A組 最終順位

1位 ブラジル     5勝0敗(勝点14)  ☆

2位 セルビア     4勝1敗(勝点12)  ☆

3位 韓国       3勝2敗(勝点7)    ☆

4位 ドミニカ共和国  2勝3敗(勝点8)    ☆

5位 日本            1勝4敗(勝点4) 

6位 ケニア              0勝5敗(勝点0)  

 

 

 

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