令和3年度全国高等学校総合体育大会(北信越インターハイ)の男子大会が、8月2日(月)に開幕した。
いしかわ総合スポーツセンターサブアリーナ(石川)にて表彰式が行われた。優勝旗、優勝杯、芳名録、文部科学大臣杯を返還したのは、令和元年度に同大会で優勝した松本国際高(長野)の池田拓真キャプテン。長野県予選では岡谷工高に敗れ、8年連続本戦出場を逃しており、春高でのリベンジに燃える。
優勝旗を返還する松本国際高・池田拓真キャプテン【写真:月刊バレーボール】
また、今大会で通算40回目の出場となる足利大附高(栃木)、30回目の出場を果たした石川県工高(石川)、岡谷工高(長野)、20回目の出場の川崎橘高(神奈川)、松江工高(島根)、10回目の出場を飾った仙台商高(宮城)、10年連続出場の東福岡高(福岡)が表彰された。
全国高体連専門部表彰を受けた(左から)足利大附・新井房巳監督、石川県工・大塚正則監督、岡谷工・大日方崇徳監督、川崎橘・大野勝弘監督、松江工・足立将太監督、仙台商・千葉伸次監督、東福岡・藤元聡一監督【写真:月刊バレーボール】
さらに、2017年4月から2021年3月まで全国高体連バレーボール専門部の部長を務めた原卓弘先生が表彰された。部長以外にも1997年から20年間にわたって強化指導普及委員としても活躍するなど、高校バレー界の発展に尽力した。
長年高校バレー界の発展に尽力した原先生【写真:月刊バレーボール】
例年のような開会式は行われず、WEB開会式として動画を配信。選手宣誓は石川県工高の上田哲平キャプテンが務めた。
「われわれ選手一同は、コロナ禍により当たり前の生活ができなくなった今、限られた中で仲間もともに励まし合い、時にはぶつかり合いながら日々練習を重ねてきました。こうして全国高校総体に出場できるのは、日頃ご指導くださっている先生方や、応援してくださる家族や友人、そして新型コロナ感染症対策にご尽力されている多くの医療従事者のおかげです。その感謝の気持ちを胸に、多くの方々に勇気と感動を与えることができるよう、最後のボールが落ちるまで正々堂々と戦い抜くことを誓います」と力強く宣言した。
この模様は、金沢市YouTube公式チャンネル(https://m.youtube.com/user/CityofKanazawa)より閲覧することができる。
明日3日(火)はいしかわ総合スポーツセンター、金沢市総合体育館(ともに石川)にて、予選グループ戦と敗者復活戦が行われる。
大会名:令和3年度全国高等学校総合体育大会(北信越インターハイ)
会場:いしかわ総合スポーツセンター、金沢市総合体育館
日程:8月3日 男子予選グループ戦&敗者復活戦
4日 男子決勝トーナメント 1・2回戦
5日 男子決勝トーナメント 3・4回戦
6日 男子決勝トーナメント準決勝・決勝
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