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インターハイ男子 予選で駿台学園と鎮西が激突 4日から決勝トーナメント

星城

 令和3年度全国高等学校総合体育大会(北信越インターハイ)男子大会の予選グループ戦と敗者復活戦が、8月3日(火)にいしかわ総合スポーツセンター、金沢市総合体育館(ともに石川)で行われた。

 

 

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鎮西と好ゲームを繰り広げた駿台学園【写真:月刊バレーボール】

 

 

 第1試合から2年連続春高準優勝の駿台学園(東京)と鎮西(熊本)の好カード。ツーセッターの鎮西は、平田悠真のスパイクやブロックが光り、第1セット終盤までリードを広げる。しかし、ミスもあって徐々に点差を詰められ、駿台学園が逆転し27-25でセットを先取する。息を吹き返した駿台学園は、佐藤遥斗のスパイクなどで試合を優位に進め、ストレート勝ち。梅川大介監督は「練習試合などが規制されている中、いいチームと試合をさせてもらえて、選手たちも楽しかったと思います。どこまで勝ち上がるとかではなく、発熱するチームが出ず、石川県で試合をさせてもらっていることを第一義にできればと思います」と大会への思いを語った。

 

 

 

エースの梅本を中心に決勝トーナメント進出を決めた鎮西学院【写真:月刊バレーボール】

 

 

 敗者復活戦で最も注目を集めたのが、初出場の鎮西学院(長崎)だ。予選リーグ戦では清風(大阪)にストレート負けを喫したが、敗者復活戦の雄物川(秋田)戦ではエース梅本春之助が大活躍。第1、2セットともにジュースにもつれ込んだが、前衛後衛問わず豪快なスパイクを決め、相手エース石塚蓮との打ち合いを制した。決勝トーナメント進出を決め、梅本は「もっと上のレベルで戦いたかったので、勝ててよかった。でも、今日のような試合をしていたら勝てないので、進化したいです」と力強く語った。

 

 

 

男子日本代表の石川と同級生である中根監督が率いる星城【写真:月刊バレーボール】

 

 

 男子日本代表が東京2020オリンピック準々決勝を戦ったこの日、キャプテン石川祐希の母校である星城(愛知)も予選グループ戦を突破し、決勝トーナメントへと駒を進めた。高校時代の同期の活躍を見て、中根聡太監督は「命をかけて戦っているアスリートの姿に心が震えて、素直に応援したいと思いました。4年に一度しかない行事なので、選手たちにも見て欲しいと思いますし、そこから何か刺激を受けてくれているとうれしいです」と選手たちに期待を込めた。

 

 

 そのほかの試合の結果は以下リンク参照。

https://www.getsuvolley.com/interhigh-2021/ih2021-men-results-yosen

 

 4日(水)は同会場にて、決勝トーナメント1、2回戦が行われる。

 

 

 

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大会名:令和3年度全国高等学校総合体育大会(北信越インターハイ)

会場:いしかわ総合スポーツセンター、金沢市総合体育館

日程:8月  3日 男子予選グループ戦&敗者復活戦(終了)

   8月  4日 男子決勝トーナメント 1・2回戦

   8月  5日 男子決勝トーナメント 3・4回戦

   8月  6日 男子決勝トーナメント準決勝・決勝

 

 

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