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西田有志が世界最高峰セリエAへ挑戦「もっともっと強くなりたい」

 8月9日(月・祝)、ジェイテクトSTINGSが記者会見を行い、西田有志の海外挑戦が発表された。2021/22シーズンはイタリア・セリエAのビーボ・ヴァレンティアでプレーする。

 

<会見で挑戦への意欲をあらわにした西田>

 

 会見に登場した西田は今年7月下旬から日本代表の一員として出場した東京2020オリンピックが始まる前から決断していたことを明かした。そうして、「オリンピックでは例年よりも各国と戦う姿をお見せできたが、上位チームには勝てなかった。現状としては自分たちの経験値やマインド、プレーレベルがまだまだ(上位と争うまでに)到達していないと感じた」と振り返る。

 

 そのうえで、今回の海外挑戦に際して「自分の能力をどれだけ上げられるか、に期待しています。もっともっと強くなりたい。チームを勝たせられる存在になりたい、そのための1年(クラブシーズン)になるのかなと思います」と言葉に力を込めた。

 

<フォトセッションで白い歯をのぞかせた>

 

 世界を見渡せば、自身の186センチという身長がアタッカーとして決して高くないことに対する不安もあったというが、日本代表のチームメイトである石川祐希のエールやジェイテクトでともにプレーしたマテイ・カジースキ(ブルガリア)に「1年プレーするだけでも変わる」と背中を押してもらったことで今回の決断に至ったという。

 

 きたる2021/22シーズンのセリエAでは石川がミラノに所属しており、日本人対決の実現もある。日本バレーボール界を高みに押し上げた両雄の競演に注目が集まる。

 

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男子日本代表が戦った

東京2020オリンピック速報掲載

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