V1女子のデンソーエアリービーズは、田代佳奈美と奥村麻依が退団することを8月25日(水)に発表した。
田代は古川学園高を卒業した後、東レアローズ、CSMブカレスト(ルーマニア)を経て、2019年にデンソーへ加入し、正セッターとして試合に出場し活躍。奥村は嘉悦大を卒業した後、JTマーヴェラス、ナコンラチャシマ(タイ)を経て、2019年にデンソーへ加入し、ブロード攻撃など機動力を生かしたプレーで活躍。両選手とも、先日行われた東京2020オリンピックに日本代表として出場していた。
奥村は現役を引退するとコメントしており、田代の今後については発表されていない。
【退団選手】
田代佳奈美(たしろ・かなみ)
セッター/身長173㎝/1991年3月25日生まれ/滋賀県栗東市出身/古川学園高→東レローズ→ CSMブカレスト(ルーマニア)
■田代佳奈美コメント
日ごろよりたくさんの温かいご声援をありがとうございます。
2シーズン、デンソーエアリービーズでプレーさせていただきました。
思うように勝てないときでも、たくさんの方々に支えてもらいながら思う存分プレーすることができました。
関係者のみなさん、ファンの方々、スタッフ・選手のみなさんに感謝しています。
自分の可能性を広げ、新天地でもたくさんのことを学びたいと思います。
デンソーエアリービーズ、田代佳奈美の応援をこれからもどうぞよろしくお願いします。
奥村麻依(おくむら・まい)
ミドルブロッカー/身長177センチ/1990年10月31日生まれ/山口県長門市出身/誠英高→嘉悦大→JTマーヴェラス→ナコンラチャシマ(タイ)
■奥村麻依コメント
このたび、デンソーエアリービーズを退団し、現役を引退することを決断させていただきました。
これまで、私を支えて下さった監督・部長・スタッフの皆さま・チームメイト・ファンの皆さま・地元の方々に深く感謝申し上げます。
9歳からバレーをはじめ、21年間続けることができたのは、皆さまの大きな声援と、サポートがあったからこそだと思います。振り返ると悔しかったことや辛かったこともあったはずですが、周りの方々のたくさんの笑顔が浮かび楽しい想い出ばかり蘇ります。バレーボールを通じ、多くのことを学び、私自身も人として成長できたと思います。
皆さまに応援していただいたことは私にとっては生涯忘れることのできない大切な宝物です。心より感謝いたします。
ひとまず、区切りをつけて新しい人生を歩みたいと思いますので、これからの私にもご声援いただけますと幸いです。本当に長い間、たくさんのご声援ありがとうございました。