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カタールを3-0で下し,日本は白星発進[第21回男子アジア選手権]

 9月12日(日)、千葉ポートアリーナ(千葉)で第21回アジア男子選手権大会の予選グループ戦の第1日目が行われ、日本はカタールと対戦。3-0(25-20,25-23,25-21)で白星スタートを飾った。

 

<初戦の勝利を喜ぶ日本代表の面々>

 

 キャプテンの石川祐希がコンディションを考慮して先発を外れた一方で、アウトサイドヒッターには髙橋藍と大塚達宣を起用。また、オポジットにはこれが代表公式戦初出場となる宮浦健人が抜擢された。

 

 第1セットはセッター藤井直伸のサーブから流れを引き寄せると、ミドルブロッカー李博のクイックなどで最大10点差をつける展開に。終盤で相手の追撃に見舞われたものの、セットポイントから最後は途中出場の高梨健太のアタックで先取する。

 

<髙橋(写真右から2番目)、藤井ら今夏(同3番目)の東京2020オリンピックメンバーが出場>

 

 第2セットはサイドアウトの応酬の中で、宮浦や二枚替えで投入された大竹壱青のアタックでブレイクを奪い、連取に成功。続く第3セットは4-5から藤井のサーブで相手を効果的に崩し、5連続得点で逆転すると、そのリードを保ったまま獲りきった。

 

 明日13日(月)は同じく千葉ポートアリーナで、日本はバーレーンと対戦する。

 

<宮浦(写真中央)はデビュー戦で10得点>

 

【試合後コメント】

中垣内祐一監督「今日は相手のジャンプフローターサーブに崩された印象があります。ですが、高梨健太がサーブレシーブにスパイクと安定感のあるプレーを発揮してくれたのが大きな勝因の一つだと思います」

髙橋 藍「お客さんの前でプレーする中、それが力になりましたし、心強く感じました。出だしで硬さを感じたのですが、終盤には余裕もできて、(チーム内で)声がけやコミュニケーションが取れたと思います」

宮浦健人「ベストを尽くすということを意識しながらコートに入りました。自分のベストを尽くせたのでよかったと思います」

 

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