第29回関東私立高等学校男女選手権大会(男子)が、9月11日(土)にスカイアリーナ座間(神奈川)で行われた。例年は60チーム以上が参加する同大会だが、コロナ禍のため出場チーム数を絞り、20チームで開催(※本来は24チームが出場予定も、大会前に4チームが辞退)。7ブロックにわかれ、それぞれ総当たり戦でブロックの頂点を争った。
学校内で発生したクラスターによってインターハイ予選を辞退した日本航空(山梨)は、5月の関東大会以来となる単独チームでの実戦。全勝対決となった早稲田実(東京)戦では、セッターの樋口響とミドルブロッカーの海老原朋也の息の合った速攻や、前島悠仁キャプテン、小林柊司の両エースのスパイクなどで得点を重ねてストレート勝ちし、ブロック優勝を飾った。
関東大会では県勢初の優勝に輝きながら、まさかの事態でインターハイ優勝の目標を逃した。月岡裕二監督は「これまでこの大会に育ててきてもらい、関東大会でも優勝することができました。コロナ禍の中、感染症対策をして開催してもらえたことに感謝しています。3年生の集大成となる春高バレーに向けた道のりの中でいい経験をさせていただきました」と語った。
インターハイ準優勝の駿台学園(東京)や同大会に出場した東亜学園(東京)は、メンバーをガラリと変え、それぞれのブロックで優勝。インターハイ予選準優勝の東京学館船橋(千葉)は2試合ともにストレート勝ちで頂点に立った。各チームが、春高予選までの限られた実戦の機会を噛みしめながらプレーしていた。
結果は以下の通り。
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