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春高2025

石川、髙橋らが活躍するも優勝には届かず[第21回男子アジア選手権大会]

  • 日本代表
  • 2021.09.20

第21回アジア男子選手権大会の最終日が9月19日(日)に千葉ポートアリーナ(千葉)ほかで行われ、日本は決勝でイランと対戦。0-3(25-27,22-25,29-31)で敗れ、準優勝で大会を終えた。

 

日本は準優勝で大会を終えた

 

決勝は髙橋藍がスタメンに復帰し、オーストラリア戦と同じメンバーでイラン戦に臨んだ。

第1セット、その髙橋のバックアタックから始まり、石川祐希や宮浦健人らサイドアタッカー陣が得点を重ねるも、イランも強力なスパイクで得点し一進一退の展開が続く。点差が開くことのないまま20点台に突入し、ジュースへ。イランがザベル・カゼミのスパイクで3度目のセットポイントをつかむと、その直後、髙橋のスパイクがミスとなりセットを落とした。

第2セットはイランの中央からの速い攻撃が決まり始める。日本は序盤からサーブミスが重なり、サイドアウトの応酬になるもなかなか流れがつかめない。終盤ではイランのブロックに日本の攻撃が捕まり、連続でセットを失った。

 

石川(写真右から2番目)、髙橋(写真一番右)らサイドアタッカー陣が奮闘した

 

あとがない第3セット、序盤はイランがリードしていたが、中盤で髙橋、李博が活躍し4連続得点。そこからはシーソーゲームとなり、このセットもジュースに突入する。日本は何度もセットポイントを握ったが、カゼミのバックアタックを止められず、イランが先に30点に到達。緊迫した状況の中、最後は攻めのプレーがタッチネットを取られ敗北。2大会ぶりの優勝には届かず、イランが連覇を達成した。

 

ジュースを制することができず、呆然とする日本

 

 

中垣内祐一監督「肉体的に非常に厳しいトーナメントで、選手たちは最後まで集中力を切らさずにいいプレーを見せてくれました。イランは平均身長だけ見てもヨーロッパのチームレベルで、パワーも今までのアジアのチームとは全く違い、末恐ろしいチームだと感じました」

石川祐希「このようなスケジュールの中、最後1、2点を取り切る力が足りないと感じました。相手とはサーブとブロックディフェンスで差があり、日本はサーブミスが多く、ブロックも強化してきたが発揮することができませんでした。ブロックに対する意識は今後も課題になってくると思います」

髙橋藍「悔しい結果になってしまいましたが、日本のいいバレーが出せたところもありました。個人としても相手にプレッシャーをかけることができた部分もあり、手応えは悪くないです。最後勝ちきれなかったことが今後の課題になってくると思いました」

 

【第21回アジア男子選手権大会 最終結果】

優勝:イラン/準優勝:日本/第3位:中国

 

【個人賞】

MVP:ザベル・カゼミ(イラン)

ベストアウトサイドヒッター:ミラド・エバディプール(イラン)、石川祐希(日本)

ベストセッター:ジャバード・カリミスチェルマーイー(イラン)

ベストミドルブロッカー:アリアスガル・モジャラド(イラン)、李 咏臻〔リ,エイシン〕(中国)

ベストリベロ:モハンマドレザ・ハズラトプルタラタペ(イラン)

ベストオポジット:宮浦健人(日本)

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